関東近辺の美術館めぐり ~美術・美景・美味を楽しむブログ~

映画「帝一の國」(ややネタバレあり)

久々に映画の記事も復活させました。こちらは5/14に観てきました。この記事公式ページに書いてある程度のネタバレを含んでいますので、ネタバレを読みたくない方はご注意ください。

DSC_0751.jpg

【作品名】
 帝一の國 

【公式サイト】
 http://www.teiichi.jp/

【時間】
 2時間00分程度

【ストーリー】
 退屈_1_2_③_4_5_面白

【映像・役者】
 不足_1_2_③_4_5_充実

【総合満足度】
 駄作_1_2_3_④_5_名作

【感想】
この映画は漫画が原作の高校学園コメディ映画で、総理大臣を目指す主人公がその足がかりとして政財界に強力なコネができるという名門高校の生徒会長になるのを目指すという内容となっています。海軍学校が前身という学園が舞台なので、全体的に時代がかった台詞回しが誇張気味に使われているのが独特で、それが可笑しな感じです。登場人物も個性豊かで、いかにも漫画的なキャラ付けがされているので「濃い」世界感がありました。役者は人気の若手が集まっている感じで、ファンの女の子が喜びそうな?シーンなんかもあります。しかしキャラ設定と相まって割りと一本調子の演技で、やたら大声を出している印象がw
ストーリーについては、意外な展開もちょいちょいあって結構面白かったかな。しかし、伏線のようなものが回収されなかったり(次回作があるのかな?)、後半が端折られている感じがしたりと、やや話のバランスが良くなかった気がします。私は原作を読んでいないので、連れに訊いたところでは原作とは細部も違っているようで、時間の都合か色々と省かれているようです。しかし別物として楽しめたと言っているので、ファンにとっても許容範囲なのかも。

ということで、色々細かく考えると粗もあったようにも思えますが、総じての感想は割りと面白かった!w みんな声がでかいせいか勢いがあるので、何だか雰囲気で押し切ってるように思えなくもないw 映画館で観る程だったかはさておき、コメディらしく笑えたので良かったと思います。



記事が参考になったらブログランキングをポチポチっとお願いします(><) これがモチベーションの源です。

  人気ブログランキングへ 

評価




映画「ワンチャンス」(ややネタバレあり)

今日は帰りが遅かったので軽めの記事です。日付が変わって昨日となりましたが、映画「ワンチャンス」を観てきました。

【作品名】
 ワンチャンス

【公式サイト】
 http://onechance.gaga.ne.jp/
 (ネタバレが多いので要注意)

【時間】
 1時間40分程度

【ストーリー】
 退屈_1_2_3_④_5_面白

【映像・役者】
 不足_1_2_3_4_⑤_充実

【総合満足度】
 駄作_1_2_3_4_⑤_名作

【感想】
特に混雑しているわけでもなく快適に鑑賞することができました。他の映画でお客さんが多い時期なので、映画館自体はいつもより混んでいたかな。

さて、この映画は実話を元にした物語で、オペラ歌手を目指すやや冴えない男が主人公となっています。私はその結末だけは知っていたのですが、どのような人物かなどは全然知らなかったので楽しみにしていました。 しかし思ってた以上に冴えない感じが出ていて、何度となく主人公の性格にやきもきしながら観ていましたw それでも「プラダを着た悪魔」などを手がけてきたデイヴィッド・フランケル監督の作品ということもあり、笑いあり、共感あり、感動ありで、テンポよく話が進んでいき、ラストは特に感動的な盛り上がりとなっていました。(wikipediaなどで実際の人物を調べると、若干の脚色が入っているようです) 

この映画の面白いところはやはり歌で、そのレッスンを含めてあちこちでオペラの有名曲が使われています。どの歌も聞き覚えがあるようなものなので馴染みやすいです。そしてこれらの歌は主演のジェームズ・コーデンが実際に歌っているとのことで、それも非常に驚きです。役者も凄い…。 また、舞台となった町並みや周りの人々も面白く、特に周囲の人々は個性的かつ温かみのある人ばかりで、それも物語を盛り上げる要素となっていました。特に奥さんと元上司の支えが印象的です。


ということで、分かりやすくて感動できる面白い作品となっていました。それほど話題になっていない為か、1日の上映回数も少ないのが残念ですが、今季お勧めの映画です。



記事が参考になったらブログランキングをポチポチっとお願いします(><) これがモチベーションの源です。

  人気ブログランキングへ 

評価




劇団四季 「MAMMA MIA!(マンマ・ミーア!)」

この前の土曜日に、浜松町にある劇団四季の東京四季劇場「秋」でミュージカル「MAMMA MIA!(マンマ・ミーア!)」を観てきました。

P1150009.jpg

【作品名】
 MAMMA MIA!(マンマ・ミーア!)

【公式サイト】
 http://www.shiki.jp/applause/mammamia/

【時間】
 2時間40分程度

【ストーリー】
 退屈_1_2_3_④_5_面白

【映像・役者】
 不足_1_2_3_4_⑤_充実

【総合満足度】
 駄作_1_2_3_④_5_名作

【感想】
私は劇団四季を観るのは初めて(そもそも舞台を観るのは超久しぶり)だったのですが、当日券をネット予約で取ることができました。お客さんは9割くらいは入っていたかな。

劇場は春と秋に分かれていて、春のほうはライオンキングをやっているようでした。
P1150004_201403030132206f5.jpg
私はB席の2階席で鑑賞しました。意外と急な傾斜で前の人は気にならないですが、舞台からちょっと離れていました。(満足度が4なのは安い席を買ったせいですw)

さて、このミュージカルは映画化もされた人気の演目で、ABBAの曲(22曲)を使って母と娘を中心に、悩みもありつつ明るく楽しい物語となっています。ネタバレになるのでストーリーは書かないようにしますが、原則的に外国語訳を認めないABBAもこのミュージカルは日本語訳を認めているようで日本語の歌で楽しむことができました。

役者さんは皆非常に声が通り、ちょっと大袈裟なくらいの演技をしてくれるので離れていても分かりやすいのですが、席が遠くて顔の見分けがつかなくて最初は戸惑いましたw しかし元々映画で見ていたりABBAの曲をよく知っているのですぐに慣れました。本当に歌が上手い人たちなので、それだけでも十分に楽しめます。さらにダンスも華やかで、個人でも団体でも見栄えがしました。結構、アクロバティックな踊りもあって驚かされます。また、逆に微動をだにせず硬直して時間が止まったような感じになる時もあり、それも驚きでした。

そして私が興味を持ったのは舞台のセットや場面替えの手際の良さで、1つの建物の外壁を回転させて部屋の中を演出したり、外の場面にしてみたりと計算され尽くした舞台装置に感心しました。全員がムダのない動きで場面替えをしていく様子も面白かったです。
他にも舞台ならではの面白さだと思う要素の1つとして、複数の役者が同時進行で演技をしているのが私には目新しかったです。主役に目が行きがちですが、ちらっと周りの人を観ると全く違う動きをしていたり、次のシーンのための人が向かってきたりするのが分かります。これは離れた席で俯瞰しているとよく分かるので良かったと思います。映画だとこういう同時進行性はあまり感じないので、舞台を見に来て良かったです。

このミュージカルは話自体も面白くABBAを知らなくても楽しめるのですが、やはり知っていた方がより楽しいと思います。劇後のカーテンコールでは特に人気のある数曲を歌うので、それもABBA好きには嬉しかったです。結構リピーターも多いようで、カーテンコールではサイリウムを持って振り付けに合わせている人たちもいました。一種のライブみたいなものですね。


ということで、舞台自体は非常に良かったです。ちょっと席が遠すぎて役者さんの顔が判別できなかったのが反省点かなw 今度ミュージカルを観るならもっと良い席にしようかと思います。ミュージカルが苦手だった私も楽しめる舞台でした。


おまけ:
途中、20分の休憩時間があったので、併設のカフェにも行ってきました。
P1150017.jpg

中はこんな感じ。
P1150010_2014030301321857b.jpg

ホットティー(450円)を頼みました。
P1150011.jpg
紙コップで味もそれなりで、ちょっと高い気がしますw 熱くて休み時間に飲みきれなかった…w
この辺にはあまりお店がないので、開園までの待ち時間や休憩時間に利用するのには良さそうです。




記事が参考になったらブログランキングをポチポチっとお願いします(><) これがモチベーションの源です。

  人気ブログランキングへ 

評価




映画「かぐや姫の物語」(ややネタバレあり)

今週の平日の帰りに、レイトショーでスタジオジブリの映画「かぐや姫の物語」を観てきました。

【作品名】
 かぐや姫の物語

【公式サイト】
 http://kaguyahime-monogatari.jp/

【時間】
 2時間30分程度

【ストーリー】
 退屈_1_2_3_④_5_面白

【映像・役者】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【総合満足度】
 駄作_1_2_3_④_5_名作

【感想】
先週の土日に行こうとしたら満席ばかりでしたが、平日のレイトショーは空いていてゆったり観ることができました。

さて、この映画はスタジオジブリの高畑勲監督の14年ぶりの新作で、構想から8年 制作費50億円ということでも話題になっている作品です。ストーリー自体は日本人なら誰もが知っている竹取物語(かぐや姫)がベースになっているのですが、脚本やアニメーションでそれをどう見せるかが気になって観に行ってきました。

ここから先はややネタバレを含んでいます。まず登場人物については、主人公のかぐや姫は竹取物語や童話のかぐや姫ではあまり本人の内面は伺えず、結婚を嫌がり月に帰る頃に泣いているくらいしか印象になかったのですが、このアニメではかなり物事の好き嫌いがハッキリした女性として描かれています。 その主義や嗜好などはいかにもジブリのヒロインといった感じかな。 この辺りがどうして月から来たのかという話の核心にも繋がっていて、自然賛歌などにも結びついています。 また、捨丸という幼なじみの兄貴分がオリジナルキャラクターとして出ているのですが、この人物を通じて平安時代の庶民の暮らしを見せてくれて、リアリティやかぐや姫への共感性も増しているように思いました。

かぐや姫は随所で葛藤している様子が伺える一方で、全編を通して笑える要素があり、ちょくちょくお客さんから笑いも出ていました。翁や公達の間の抜けた感じのやり取りや、侍女のゆるキャラ的な可愛らしさなど、脇を固めるメンバーも魅力的です。この翁役は先日亡くなられた地井武男氏のプレスコ(先に声の収録をしていく方式)となっていて遺作となったのですが、6シーンほど声が足りない部分が生じて一部を三宅裕司 氏が埋めているそうです。 しかし、まったく違和感がなく、そのシーンを言われても気が付かないほどでした。
今回の画風については、昔話のようなジブリらしいような独特の味わいがあり、かぐや姫とは思えないほど疾走感のあるシーンなどもありました。…とは言え、50億円はどこに使ったのか素人の私にはいまいち分かりませんでしたw プロデューサーの鈴木敏夫氏は無駄なことには一切使っていないと言っていたようなので、分かる人には分かるのかな??

ということで、期待以上に楽しめました。最後の終わり方は若干あれ??っと思いましたが、考えてみれば原作通りかな。今年は大ヒットした「風立ちぬ」もありましたが、こちらも負けず劣らずの作品だったと思います。
 参考記事:映画「風立ちぬ」(ややネタバレあり)



記事が参考になったらブログランキングをポチポチっとお願いします(><) これがモチベーションの源です。

  人気ブログランキングへ 

評価




映画「清須会議」(ネタバレなし)

最近忙しくて中々記事が書けず、更新が滞っております…。次の記事を準備中なので、先に昨日観てきた映画「清須会議」についてご紹介しておこうと思います。

2013-11-16 14.30.14

【作品名】
 清須会議

【公式サイト】
 http://www.kiyosukaigi.com/index.html

【時間】
 2時間30分程度

【ストーリー】
 退屈_1_2_3_④_5_面白

【映像・役者】
 不足_1_2_3_4_⑤_充実

【総合満足度】
 駄作_1_2_3_④_5_名作

【感想】
公開したばかりということもあり、多くのお客さんが集まっていました。これは結構なヒットになるのかも。

さて、この映画は「ステキな金縛り」以来の三谷幸喜氏が手がけた作品で、織田信長が本能寺の変で討ち死にした後の後継者を決める「清州会議」を舞台とした物語となっています。その為、主要な登場人物は歴史上の人物で、話自体も史実に則ったものとなります。ネタバレするまでもなく、その後の歴史はよく知られていると思いますが、この会議がどのように行われたのかは私は全く知らなかったので、公開前から楽しみにしていました。
 参考記事:
  種田陽平による三谷幸喜映画の世界観 (上野の森美術館)
  映画「ステキな金縛り」(軽いネタバレあり)

三谷幸喜氏の作品はコメディ要素が強いと思いますが、この作品はむしろ歴史マニアの側面のほうが強く出ていて、駆け引きやそれぞれの人物を描くことに力を入れている感じがしました。所々で笑いを誘うところもありますが、前作の「ステキな金縛り」ほどコメディ中心ではないかな。かと言ってシリアスな時代劇というわけでもないのですが、信長周辺の人々についてや各人物の背景などについて説明的なところはそれほど多くないので、公式サイトで分かる程度の事前知識があったほうがより楽しめると思います。

今回の見所の1つは主演級の役者たちの共演で、これは特に柴田勝家役の役所広司 氏の演技が目を引きました。真面目で一本気なのにどこか抜けている感じで、柴田勝家と三谷作品のイメージが重なったようなキャラクターに仕上がっていました。腹黒い秀吉との対決に不安を覚えつつ応援したくなりますw 他の武将や織田家の人々を含めて26人もの人物が出てくるのに、どれも鮮明の思い出せる個性を出していたのは史実や小説の土台があるとしても見事だったと思います。

ということで、今までの三谷作品の面白さもありつつ、今までに無かった要素と方向性が見られたように思います。私はあまり歴史に詳しくないので、そう言えばこの人達ってこの後どうなったんだろ?と映画を見終わった後に色々調べたくなりました。 私としては今までの三谷映画の中では一番興味深い作品でした。



記事が参考になったらブログランキングをポチポチっとお願いします(><) これがモチベーションの源です。

  人気ブログランキングへ 

評価




お気に入りに追加
各種お気に入りに追加できます
よろしくお願いします^^;
プロフィール

21世紀のxxx者

Author:21世紀のxxx者
 
多分、年に70~100回くらい美術館に行ってると思うのでブログにしました。写真も趣味なのでアップしていきます。

関東の方には休日のガイドやデートスポット探し、関東以外の方には東京観光のサイトとしてご覧頂ければと思います。

画像を大きめにしているので、解像度は1280×1024以上が推奨です。

↓ブログランキングです。ぽちっと押して頂けると嬉しいです。


人気ブログランキングへ



【トラックバック・リンク】
基本的にどちらも大歓迎です。アダルトサイト・商材紹介のみのサイトの方はご遠慮ください。
※TB・コメントは公序良俗を判断した上で断り無く削除することがあります。
※相互リンクに関しては一定以上のお付き合いの上で判断させて頂いております。

【記事・画像について】
当ブログコンテンツからの転載は一切お断り致します。(RSSは問題ありません)

展覧スケジュール
現時点で分かる限り、大きな展示のスケジュールを一覧にしました。

展展会年間スケジュール (1都3県)
検索フォーム
ブログ内検索です。
【○○美術館】 というように館名には【】をつけて検索するとみつかりやすいです。
全記事リスト

全記事の一覧リンク

カテゴリ
リンク
このブログをリンクに追加する

日ごろ参考にしているブログです。こちらにも訪れてみてください。

<美術系サイト>
弐代目・青い日記帳
いづつやの文化記号
あるYoginiの日常
影とシルエットのアート
建築学科生のブログ
彫刻パラダイス
ギャラリークニャ
「 10秒美術館 」 ~元画商がほんのり捧げる3行コメント~ 
だまけん文化センター
横浜を好きになる100の方法
美術品オークション

<読者サイト>
アスカリーナのいちご日記
Gogorit Mogorit Diary
青い海(沖縄ブログ)
なつの天然生活
月の囁き
桜から四季の花まで、江戸東京散歩日記
うさみさんのお出かけメモ (u_u)
森の家ーイラストのある生活
Croquis
ラクダにひかれてダマスカス

<友人のサイト>
男性に着て欲しいメンズファッション集
Androidタブレット比較
キャンペーン情報をまとめるブログ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
ニュース
メディア掲載
■2012/1/27
NHK BSプレミアム 熱中スタジアム「博物館ナイト」の収録に参加してきました
  → 詳細

■2011/11/21
海の見える杜美術館の公式紹介サイトに掲載されました
  → 詳細
  → 掲載場所

■2011/9/29
「週刊文春 10月6日号」に掲載されました
  → 詳細

■2009/10/28
Yahoo!カテゴリーに登録されました
  → 絵画
  → 関東 > 絵画

記事の共有
この記事をツイートする
美術鑑賞のお供
細かい美術品を見るのに非常に重宝しています。
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
入門用デジタル一眼
入門にもってこいのデジタル一眼レフカメラ(レンズ付)です。
現在の最安順に10万円以下で絞ってみました。 自分もこの辺で迷いました(><) 一眼を比較検討の際はこちらのリンクからどうぞ。。。
複製名画
名画の複製です。意外とお手頃みたいです。
美術館ガイド
外部ツール
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
学問・文化・芸術
222位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
デザイン・アート
41位
アクセスランキングを見る>>
広告