関東近辺の美術館めぐり ~美術・美景・美味を楽しむブログ~

【東武動物公園】の写真

前回ご紹介した川越に行った次の日、今度は埼玉県の東の方にある東武動物公園に行ってきました。

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【公式サイト】
 http://www.tobuzoo.com/

【施設名】
 東武動物公園

【最寄】
 東武動物公園駅


晴れた日曜日でしたがそれほど混んでおらず、快適に見て回ることができました。

さて、この東武動物公園はその名の通り動物園なのですが、園内には遊園地も併設されている「ハイブリッド・レジャーランド」を標榜する施設です。他にもプールや乗馬の施設もあり、花火やイルミネーションなどのイベントもあるそうです。2つの市町にまたがる細長い敷地で、北西側のほうが動物園、南東側が遊園地となっていて、園内にはバスや鉄道もあり、広い敷地を行き来できるようになっています。
1981年に開業し、昔はカバ園長で有名でしたが2005年に名誉園長を引退し、2006年に他界されたそうです。そして今では世界的にも珍しいホワイトタイガーなどがこの動物園のシンボル的存在となっています。私もホワイトタイガーを目当てに足を運んでみました。

最初にバスで一番奥まで行って、そこから正門へ戻っていくようなルートにしました。写真も沢山撮ってきましたので、ここから先は写真と動画を使ってご紹介しようと思います。

まずは鳥達が住んでいる建物から見ていきました。これはホオシロカンムリヅルというアフリカ南部の鳥。
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肉食の強い雑食で昆虫や草を食べて暮らしているそうです。何と言っても冠が立派で、聖人の後光みたいw

ここにはコフラミンゴやオシドリなどもいました。また、園内に隣接した乗馬クラブや、犬猫と触れ合えるコーナーなども近くにあります。

続いてこちらはオオワシ。日本全域にも生息しています。
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水辺の生き物を食べるそうで、ウミウシや魚を主食とするそうです。最近ではブラックバスを食べるものもいるのだとか。緊張感のある顔つきでした。

続いても猛禽類でシロフクロウ。これは北極圏の森林に住んでいます。
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レミングやホッキョクウサギを食べるそうです。意外にも真っ白なのは雄だけで、雌は黒褐色の斑点が付いているそうです。ここにはつがいで2羽いたのですが、確かに色が全然違っていました。

続いてはこの動物園でも特に人気のレッサーパンダ

レッサーパンダは3匹いて、1匹は外でウロウロしていました。しきりにおしっこをしていたのは縄張りでも主張しているのかな? 非常に可愛い顔をしています。ちなみにジャイアントパンダよりもレッサーパンダのほうが先に発見されていたらしく、パンダはレッサーパンダのことだったのですが、ジャイアントパンダが有名になりすぎたので、小さいという意味のレッサーがつけられるようになったのだとか。

続いてこちらも大人気のフンボルトペンギン。

南アメリカのチリやペルーにいるペンギンで、温暖な地域の環境に適しているそうです。よちよち歩きがこれまたキュート。

この辺りには動物と触れ合えるコーナーもありました。こちらはその一角にいたミミズクかな?
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こういうおじいさんいますねw 立派な眉毛に見えるw

しばらく歩くと象もいました。
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こちらの象にお客さんが餌をあげていました。何かの体験イベントなのかな?

そしていよいよ大型のネコ科コーナーへ。行ったらちょうどライオンの食事のショーをやっていました。

雌のほうが強そう!w 雄は狩りはせず群れを守る存在で、狩りは雌の役目だったりします。それにしても大迫力の展示で、これは見応えがありました。

そしてライオンの隣にはホワイトタイガーの家族が住んでいました。ホワイトタイガーは通称で、これはベンガルトラの白変種です。

世界でも200頭しかいない貴重な虎で、日本では20頭しかいないそうです。まだ若い子供たちも餌を食べていたのですが、思った以上に木登りが得意で大きな猫みたい…。もし虎に追いかけられたら木に登っても無駄ですね。

こちらはミーアキャット。
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穴に住んでいるミーアキャットは日が昇るとひなたぼっこしているそうです。また、天敵が空から狙ってこないか見張っているそうです。可愛いですが野生のミーアキャットは蜘蛛やサソリなどを食べるようです。

この辺は狸やアライグマなど可愛い動物もいました。

何やら列が出来ている建物がありました。
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これは蛍を見られる施設らしく、私も見たかったのですが列が長いので諦めました。

お馴染みのサイ。
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眠っているような穏やかな表情をしていました。

こちらも定番のキリンとシマウマ
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この動物園はどうぶつが結構のびのびしているのが印象的でした。

今回、私はまったく利用しませんでしたが、ここには遊園地もあります。
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つい最近(2014/3/21)にハートフルタウンというのがオープンしたそうで、観覧車も新しいものに変わったそうです。


ということで、かなり久々に行きましたが可愛い動物に会うことが出来ました。ホワイトタイガーとライオンの餌やりもかなりの迫力で、非常に満足できました。上野動物園とは違った魅力がある施設です。



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評価




川越の写真

忙しくて少し間が空きましたが、2週間ほど前に埼玉県の川越に観光に行ってきました。非常に魅力的な町並みでしたので、撮ってきた写真と共にご紹介しようと思います。

 最寄り駅:川越駅、本川越駅


この川越は江戸時代は譜代大名の川越藩の城下町があったこともあり小江戸と呼ばれ、今でも当時の建物が残っている貴重な町並みとなっています。1893年(明治26年)に大火で焼失した所もあるため、復興後の大正時代の建物も残っていたりして、建物好きには面白い観光地です。


 参考リンク:
  小江戸川越観光協会
  川越の観光マップ (PDF)

私は川越駅からひたすら歩いて、反時計回りに観光していきました。まずは蓮馨寺(れんけいじ)というお寺から見ていきました。
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川越には七福神めぐりができる寺院が密集しているのですが、ここは福禄寿を祀っているようです。境内には屋台も出ていました。ここも川越大火の際に焼失したのだとか。

続いては大正浪漫夢通りを観てきました。
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本当に大正期のような建物が並んでいて、非常に好みでした。特に好きなのはアールデコ風。

一部は喫茶店などになっているので入ってみたかったですが、混んでいたので入りませんでした。
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大正浪漫夢通りを抜けると古民家が並んできました。
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一番左の建物の窓が特徴的で、まるで金庫のように分厚い扉がついています。川越大火で燃えなかったのは耐火性のある蔵造りだったそうで、商人たちはこうした火に強い建物を建てていったようです。

これは昭和2年に武州銀行川越支店として建てられた現在の川越商工会議所。
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こうした建物が現役で使われているところが川越の魅力です。

こちらは大正浪漫夢通りを抜けた辺りにある山崎美術館。
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先を急いでいたので入りませんでしたが、川越は橋本雅邦のゆかりの地で、その作品などをコレクションしているようです。
 参考リンク:山崎美術館

続いては一番の目抜き通りとなる中央通りの町並み。ここにも大正~昭和頃の建物があります。
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左の建物はカフェらしく大人気でした。私もこんな所で食事をしたかったw この重厚かつ気品ある建物群にテンションもあがります。

こちらは大正7年(1918年)に八十五銀行本店として建てられた現在の埼玉りそな銀行川越支店。
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白壁と緑の屋根が何とも爽やか。こちらも現役で使われています。

同じく中央通を北上していくと蔵造りの家々が並んできます。
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ここで非常に残念なことがあるのですが、この中央通はとにかく車が多く歩道が狭いので観光に向いていません。大型のバスが通ったりすると結構圧迫されるようで怖いです。観光客も多いので、この車のごちゃつき具合は観光地として大きな欠点と言えそう。

今の日本の建物はごちゃごちゃして趣味が悪いものばかりですが、昔の建物には機能性と凛とした美しさがありました。
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少し入ると時の鐘という川越のシンボルがあります。
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これは寛永の頃に建てられた鐘楼で、今でも6時、12時、15時、18時に鐘が鳴るそうです。

続いては菓子屋横丁という路地に入りました。
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ここはその名の通り20軒ほどのお菓子屋さんが並んでいます。駄菓子のような昔懐かしいものが売られていて、ご当地名物の芋を使ったものなどもありました。昭和の頃には70軒ほどもあったのだとか。

蔵造りの町並みを抜けた辺りから、今度は東に進んでいきました。これは川越城中ノ門堀跡。
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昔ここにお堀があったことを今に伝えています。とは言え、ここだけなのはちょっと残念。

お堀の跡を北上すると、川越氷川神社があります。
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同じ埼玉県の大宮には氷川神社の総本社がありますが、こちらはそれほど広くはありませんでした。10/14~15に例大祭という大きな祭りも行われるそうです。
 参考記事:氷川神社とさいたま新都心

氷川神社からやや南下すると川越市立美術館があります。
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この日は中を観ることはありませんでしたが、特別展の他に川越ゆかりの画家の常設などがあります。
 参考リンク:川越市立美術館 

隣には川越市立博物館もあります。いずれも蔵造りのようでモダンな雰囲気のある建物です。
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こちらも時間が無かったので中は見ませんでした。
 参考リンク:川越市立博物館

美術館・博物館の少し南には川越城の本丸御殿があります。これはその中で撮った写真。
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本丸というと天守閣のイメージですが、ここは大きな邸宅のような感じです。川越城は元々は広かったようですが、残っているところは少ないようです。

襖絵などもありました。結構地味かな。
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さらに南下して行くと、成田山川越別院があります。
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ここは成田山新勝寺の別院と公称されたのは明治10年頃のようですが、江戸時代に成田山で修行を積んだ石川照温師によって開かれ、不動明王の分霊を成田山新勝寺から授与されたそうです。ここもそれほど広くないですが立派なお寺でした。
 参考記事:成田山新勝寺の写真

そして最後は平安時代創建とされる喜多院。川越で一番有名なお寺です。
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境内には塔などもあり、風格のあるお寺です。徳川家とも縁が深いのだとか。


ということで、非常に美しい街並みを観ることが出来ました。関東では鎌倉などとともに古い建物が多く、今でも使われているのも特徴となっています。あまり話題になることもないのは観光地というより最近はベッドタウンのイメージの方が強いからかな? 東京からすぐ行ける割に楽しめるので、建物が好きな方には特にお勧めしたい所です。


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評価




【葉山しおさい公園】の写真

10日ほど前の土曜日に、三浦半島の葉山に観光に行ってきました。まずは葉山御用邸付属邸跡地が公園となった葉山しおさい公園を観てきました。

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【公式サイト】
 http://www.town.hayama.lg.jp/4/siosai.html

【施設名】
 葉山しおさい公園

【最寄】
 JR逗子駅(バスで20分程度)



土曜の昼過ぎに行ったのですが、空いていてのんびりと散策出来ました。

ここは元々、天皇家の御用邸の付属庭園だったそうで、そんなに広くはないのですがこんな感じの日本庭園があります。
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角度違い。茶室もありお茶を頂くこともできるようでした。
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池には鯉の他に、近くの海から来た鳥の姿もありました。
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なお、最初の写真は葉山しおさい博物館で、特に詳しくメモは取らなかったのですが、生物学者でもあった昭和天皇から下賜された標本や、目の前の相模湾に住む生き物の標本などが展示されていました。また、この辺りは三ヶ岡遺跡という古墳時代から平安時代にかけての集落もあったらしく、その関連の品もありました。
 公式サイト:葉山しおさい博物館

博物館を見終わった後は隣接の神奈川県立近代美術館葉山館に向かいました。その途中、この頃はカワズザクラも咲いていました。
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こちらは梅。丁度満開となっていました。
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ということで、博物館も入れて30~40分くらいあれば十分な程の小さな公園でした。この隣には神奈川県立近代美術館葉山館があるので、もし訪れる機会があったら両方ハシゴするのが良いかと思います。意外と海洋生物の標本は見ていて面白いしw


おまけ:
この日の目的は美術館と海でした。葉山しおさい公園と葉山館の間からは海を望むことができます。
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美術館の脇の道を下って行くと浜辺にも行けます。
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まだ寒い時期のせいか波が高い!w 
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それでも多くのサーファーがサーフィンをしているので、それを見ているだけでものんびりと過ごせました。




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評価




【番外編】博物館明治村の写真 後編(2013年12月)

今日は前回ご紹介した愛知県犬山の明治村についての後編です。前編も数多くの写真をご紹介しておりますので、前編を読んでいない方はそちらからお読み頂けると嬉しいです。

前編はこちら

【公式サイト】
 http://www.meijimura.com/

【会場】
 博物館明治村

【最寄】
 犬山駅(愛知県)など ※バスで30分程度


前編では明治村5丁目の途中までご紹介しましたが、今日はこの旅の最大の目的地である帝国ホテル中央玄関からご紹介します。

こちらが帝国ホテル中央玄関(大正12年)
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20世紀の大巨匠フランク・ロイド・ライトによって設計されたホテルで、4年間の大工事を経て完成しました。元々はかなり大きな建物だったのですが、現在は玄関部分のみがこの明治村に移築されています(この建物は大正生まれですが…w)

ちょっと角度を変えた所。
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まるで南米の神殿か遺跡のような風格に心躍りますw

一部は再現となっていますが、柱のレンガもこだわりを感じさせます。
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大谷石や、常滑焼のスクラッチタイル/テラコッタが使われるなど、日本の素材を上手く組み入れています。その選定を行ったのもフランク・ロイド・ライトで、こだわりすぎて時間も予算もかかったという…w

中に入って正面。ちょうどクリスマスの時期に行きました。
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この建物は落成式をとりおこなう直前に関東大震災に襲われたのですが、東京中が大混乱の中でもほぼ無傷という頑丈さを誇りました。柱も多くて見るからに堅固。

勿論、テーブルや椅子もこだわっています。
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窓枠まで洒落ていて、何処に行ってもデザイン性の高さに感心するばかり。

2階はカフェになっていたので、こちらでちょっと休憩。
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 公式サイト:帝国ホテル喫茶室

非常に寒い日だったので、ホットの紅茶を頂きました(500円)
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最高のムードの中で頂いたこともあり、美味しかったです。

このテーブルセットもフランク・ロイド・ライトのデザイン。
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幾何学的な美しさが特徴です。

ついている照明も幾何学的。
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アール・デコ調でかなり好みです。

一見してビリヤード台か?と思ったら、こちらはアメリカから寄贈された由緒あるテーブル。
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なんとこのテーブルで日露戦争集結のポーツマス条約が締結されたそうです。帝国ホテルが建つ20年位前ですが、同時代ということで展示しているのかな。近くにはポーツマス条約関連の資料もありました。

再びホテル内を見て回りました。この柱も透かしになって間接照明のようになっているのが面白い。
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お皿もフランク・ロイド・ライトがデザイン(これは復刻)
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色使いが先進的でちょっとキュビスム的な印象を受けました。

この電気スタンドもデザインしたのかな?
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この他にもかなり写真を撮って、多分1時間くらい帝国ホテルで過ごしました。ここが目的だったので満足できたのですが、閉園時間が迫りここから先は猛ダッシュで残りの建物を巡る羽目になりましたw (冬は16時までということを知らず、17時までだと思っていたという計算違いもありました)

帝国ホテル裏の汽車は時間が会わず、結局バスで3丁目まで行きました。これは3丁目付近に止まっていた汽車。
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公式サイトには乗り物の時刻表もあるので、予め計画を立てるべきでした。本数は意外と少ないです。
 参考リンク:乗り物の時刻表

こちらは京都市電。これには乗ることができました。
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日本初の市電(明治28年)で、昔は注意喚起のために市電の前に告知人という人が走って市電が来ることを知らせていたそうです。

中はこんな感じ。
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結構揺れます。市電を降りて、次は3丁目を観ることにしました。

これは品川燈台(明治3年)
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その名の通り品川にあった燈台で、見た目は小さいですが18km先まで光が届いたという記録があるそうです。今でも入鹿池の水辺に立っています。

この辺で閉館を伝える蛍の光が流れてきて焦りましたw

神戸山手西洋人住居(明治20年代)
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こちらの沿革は詳しく伝わっていないようですが、神戸で西洋人が住んでいたそうです。見た目ほど中は広くないようですが、柱やベランダの配置によって大きく見せているようです。とにかく洒落た雰囲気でした。

芝川又右衛門邸(明治44年)
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関西建築界の父とも言われる武田五一による設計で、大阪の豪商の別荘だった建物です。ヨーロッパの様式と日本の数寄屋などを融合しているそうですが、住んでいた家族にはほとんど和風と思われていたようです。時間がなくて中には入れず…。

北里研究所本館・医学館(大正4年)
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こちらは白金にあった北里柴三郎の研究所。北里柴三郎はドイツで学んだためかドイツバロック風を基調としているそうで、廊下が南面に面しているらしく、顕微鏡で観察する際に光の変化が少ない北面から採光しているそうです。

続いては2丁目。

札幌電話交換局(明治31年)
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かなりどっしりした造りですが、側面の胴蛇腹花紋が有機的な雰囲気を出していました。

東松家住宅(明治34年)
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こちらは名古屋にあった油屋さん。この家は3階部分を増築したそうですが、江戸時代は武家以外の3階建ては禁止で、大正時代にも木造3階は禁止された為、慶応~明治の50年間ほどしか3階建てにすることはできなかったようです。中は観られませんでしたが、見た目通りの和風の町家のようです。

東山梨郡役所(明治18年)
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こちらは山梨にあった郡役所。2階建てと平屋部分があるため屋根が複雑にかけられているそうですが、ちょっと遠目では分かりませんでした。

続いては1丁目。村の出入口に一番近い辺りです。

三重県庁舎(明治12年)
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非常に立派な建物で、明治村に来てすぐにこの村は尋常ではないと感じさせてくれましたw 内務省庁舎にならって作られているそうで、スッキリとした印象。ここも時間があれば中を見たかった…。

鉄道局新橋工場(明治22年)
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意外と小さいように見えます。ちなみに、明治村にはもう1つ鉄道工場がありました。

明治天皇・昭憲皇太后御料車
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こちらは御料車。5号と6号があったのですが、どっちがどっちか忘れましたw
非常に格調高い色合いで、中には橋本雅邦と川端玉章が描いた天井画もあるそうです。

中はちょこっとだけ外から観ることができます。
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この角度なので天井画は見えませんでしたw


ということで、最後の方はかなり駆け足になった上、1丁目はほとんど見られませんでした。3時間や4時間では足りないくらいの広さなので、もし行く機会があったら丸々1日を予定したほうがじっくり見られるかと思います。 とは言え、帝国ホテルに行くことができたのは本当に満足でした。是非とも再訪したい所ですので、次に行くときは必ず時間を多めに取って行きたいと思います。建物好きの方には旅の目的地になる場所です。


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評価




【番外編】博物館明治村の写真 前編(2013年12月)

今日も引き続き番外編の愛知県犬山への旅行の記事です。前回ご紹介したお店でお昼を済ませた後、バスで博物館明治村に行って、建物巡りをしてきました。

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【公式サイト】
 http://www.meijimura.com/

【会場】
 博物館明治村

【最寄】
 犬山駅(愛知県)など ※バスで30分程度


かなり広い敷地なので、何処へ行っても混んでいるという感じはしませんでした。

さて、この施設はその名の通り明治時代を中心とした貴重な歴史的建造物を移築/保存し展示している所で、昭和40年(1965年)の開村以来 建物が増え続け、今では全国各地(一部は海外)から集められた建物が67件も並んでいます。こちらでも写真を撮ることができましたので、詳しくは写真を使ってご紹介しようと思います。


こちらが地図。1~5丁目まであり、敷地は東京ドーム21個分というかなり広大な施設です。
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縦長で元の入口に戻るのが大変そうなので、園内バスで4丁目まで行って、歩いて5丁目まで行き、そこから敷地内を走るSLと市電を使って3丁目に戻って、歩いて2丁目、1丁目と見ていく変則的なルートを考えました。(これが後々に悲劇を招きましたが…w) ちょっと変な順番でご案内していきます。

まず4丁目の工部省品川硝子製造所。(明治10年)
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イギリス積みのレンガ造りが重厚な印象です。堅牢さと格調高さを感じます。

これはハワイ移民集会所(明治22年 ハワイ)
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これはハワイにあった日本人牧師によって建てられた日本人のための教会。治水がままならなかったためか、床が高いのが特徴なのだとか。

こちらは第四高等学校武術道場「無声堂」(大正6年)
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これは金沢にあった第四高等学校の武道場で、柔道、剣道、弓道三つの道場を兼ね備えていたそうです。

中はこうなっています。
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小学校の体育館くらいはありそうな大きな建物です。柔道場には床の弾力を増すスプリング、剣道場には音が反響するための共鳴用の溝が床下に掘られているそうです。

これは日本赤十字社中央病院病棟(明治23年)
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広尾にあった病院で、中庭を囲うように建っています。移築の際に南北を180度変えてしまったようで、この写真で見えている廊下は元々は北側だったそうです。

中はこんな感じ。
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どういう基準かはわかりませんが、特等・上等・中等・下等の4ランクの病室があり、ベッドや調度が異なるようです。これは中等と下等だったかな。担架みたいなベッドはキツそう。

続いてこれは歩兵第六聯隊兵舎(明治6年)
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旧幕府がフランス式の軍隊を学んでいたのが明治政府にも引き継がれたそうで、訓練方法だけでなく建物もフランス式になっているようです。

左は下士官の部屋。その隣には右の写真の事務室がありました。
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まさか寝起きしている部屋の隣に事務室があったの??と思ったら、事務室は元々2階にあったのを1階で再現しているようです。

こちらは宇治山田郵便局舎(明治42年)
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木造平家建銅板葺で中は結構広かったです。ここで未来の自分に手紙を出すこともできます。

郵便局の中には郵便ポストもありました。
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結構最近の懐かしいのもちらほら。

これは本郷喜之床(明治末年)
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本郷にあった理髪店で、かつて石川啄木が住んだ家です。2階に住んでいたらしく、若干幽霊みたいですが、啄木の写真がお出迎えしてくれました。

この隣には小泉八雲が住んだ家もありました。

こちらは呉服座(くれはざ 明治25年)
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大坂にあった劇場で、木造二階建杉皮葺となっています。

中はこんな感じ。
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思ったより広くて驚きでした。

これは半田東湯(明治末年)
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昔のお風呂屋さんで、今は足湯を楽しむことができるようでした。

ここからは最も見どころの多い5丁目。まずは聖ザビエル天主堂(明治23年)がそびえ立っていました。
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これは京都の河原町にあった教会で、フランス人神父が監督し、フランスからから取寄せた設計原案に基づいているものの、日本人の手で造られたそうです。

中はこんな感じ。
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神聖な雰囲気が漂い、クリスマス時期だったこともあってか声楽コンサートをやっていました。

巨大な薔薇窓。
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長らく取り付けられていたものを風雨から守るため、移築の際にこうして保管されたようです。間近でみても非常に精巧で美しい…。

教会側面にもステンドグラスがありました。
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続いては打って変わって、金沢監獄正門(明治40年)。
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要塞かっ!?w 絶対に逃げられなそうな重厚な作りです。でもカッコイイw

この先は監獄が待っています。Let's go to jail!

金沢監獄中央看守所・監房(明治40年)
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八角形の看守所を中心に、5つの放射状に伸びる監房を持った監獄です。入口付近には書信室という手紙を書く場所の再現もありました。

これは放射状に伸びている監房の1つ。とは言え、現存は1つだけです。
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中はかなり狭いです。
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トイレは桶みたいなものだし、ご飯も粗末です。これぞ監獄といった感じ。

これは監獄の隣に並んでいた宮津裁判所法廷(明治19年)
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上級審は洋風の建物だったようですが、この裁判所は和風です。

中の再現。
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閻魔大王みたいな格好をしていて、近代なのか中世なのか何とも不思議な感じ。

続いて、少し進んで内閣文庫(明治44年)
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ルネッサンス様式の立派な建物で、元々は明治政府の中央図書館だったようです。

正面からみると神殿みたいだと思ったら、古代ギリシャ・ローマの建築から影響を受けているようです。
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この柱は高さ7mもあるのだとか。

その先に塔のような建物があるぞ??と思ったら、川崎銀行本店(昭和2年)の端っこだけ再現した建物がありました。
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こちらもルネサンス様式を貴重とした建物で、御影石の壁に重厚さが感じられます。ここは今は展望台となっていて、すぐ隣りの入鹿池を眺めることができます。入鹿池は人口の溜池としては1位2位を競うほどの大きさです。

5丁目の奥にはSLの駅があります。
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この汽車に乗って4丁目の南端辺りに戻る計画だったのですが、5丁目のある建物で長居してしまい時間が会わず乗ることができませんでしたw


ということで、4~5丁目は時間をかけて観てきました。時間をかけすぎて後半はかなりダッシュで観る羽目になったわけですが…w これだけ素晴らしい建物が多いと目移りしてしまいます。 次回はそんな明治村の中でも最大の見どころと言える建物と、1~3丁目についてご紹介しようと思います。


 
   → 後編はこちら




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NHK BSプレミアム 熱中スタジアム「博物館ナイト」の収録に参加してきました
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■2011/11/21
海の見える杜美術館の公式紹介サイトに掲載されました
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■2011/9/29
「週刊文春 10月6日号」に掲載されました
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■2009/10/28
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  → 絵画
  → 関東 > 絵画

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