関東近辺の美術館めぐり ~美術・美景・美味を楽しむブログ~

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評価




奇想の王国 だまし絵展 (感想後編) 【Bunkamuraザ・ミュージアム】

昨日の前編に引き続き、文化村の「奇想の王国 だまし絵展」の感想後編です。
  ※前編をお読みになっていない方は先に前編をお読みいただければ幸いです。 こちらです。

東急にこんなショーウィンドウがありました。不覚にもデジカメが使えず携帯で撮りました。

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おさらい

【展覧名】
 奇想の王国 だまし絵展

【公式サイト】
 http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/09_damashie/index.html

【会場】Bunkamuraザ・ミュージアム
【最寄】渋谷駅/京王井の頭線神泉駅
【会期】2009年6月13日~8月16日
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。


【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間00分程度 + 入場券20分

【混み具合・混雑状況(土曜日17時頃です)】
 混雑_①_2_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_4_⑤_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_4_⑤_満足

【感想】
1章から4章については前編にてご紹介しました。今日は5章からご紹介。


<第5章 20世紀の巨匠たち- マグリット・ダリ・エッシャー>
このコーナーを観る為に来たと言っても過言ではないかも(><) 大好きなマグリットが大量に観られて嬉しいです。ダリは少なかったかな。 エッシャーも有名な作品が観られます。奇想天外で高度な騙し絵を堪能できます。

ルネ・マグリット 「夢」
宇都宮美術館の所蔵作品なので、何回か観たことある作品です。(前に観たのは横浜美術館のシュルレアリスム展だったかな?) 裸婦が岩に寄りかかっているんだけど、彼女の影は真っ黒な無地ではなく、体の正面を克明に映しています。そこがトリックなのですが、それ以上に超現実的なその周りの光景に心奪われます…。

ルネ・マグリット 「前兆」
銀嶺を翼を広げた鳥(鷹?)に見立てた作品で、ダブルイメージになっている作品です。そんなに奇妙な感じはしませんが、そういう目で自然を観ているのが面白いです。「アルンハイムの領地」に似ているかな
 ※参考:「アルンハイムの領地」のイメージ検索

ルネ・マグリット 「白紙委任状」  ★イメージ検索
この作品はめっちゃ観たかった作品。これに会えただけで大満足です(><) 乗馬している女性の姿ですが、木々の隙間の遠近の順序がおかしいです。 背景となるべきものが一番前に来ていたりしています。どうしたらこんな発想できるんだろ??という感嘆を上げてみていました。

ルネ・マグリット 「無謀な企て」
これも「夢」と同じタイミングで観ました。画家が空中に裸婦を描いているんだけど、その裸婦が人間となっていく。。。という企てです。画家と裸婦が同じタッチで描かれているので、少しリアルな感じがするかな。すでに裸婦の目線に生気がありました。

ルネ・マグリット 「囚われの美女」  ★こちらで観られます
田園風景の中に、それを描いた風景画が置かれています。絶妙な遠近感で風景画と風景が連続しているように観える作品です。これも現実と絵の境界線があいまいになっていて、マグリットらしい仕掛けです。こういうセンスが大好きです。

ポール・デルヴォー 「窓」
外から部屋の中を覗いている絵と思いきや、その部屋の中は庭でした。 …文で書くと意味不明ですw 中が外なのか外が中なのか考えると頭が混乱します。クラインの壷とかメビウスの輪の絵画版って感じでしょうか。余談ですが、次の文化村の展示はベルギー幻想美術館ということでデルヴォーもだいぶ観られそうです。

サルバドール・ダリ 「アン・ウッドワード夫人の肖像」
この絵は解説なしだと分かりづらいトリックです。夫人の帯の青色がそのまま左に伸びていき、その帯と同じ幅の海岸線が延びていきます。つまり帯と海岸線の青が繋がっているように見えるというものでした。この絵は夫人から買取を拒否されたらしいです。

M.C.エッシャー 「昼と夜」  ★イメージ検索
エッシャーがあるならもっと前面に出してくれてもいいのにw これは初期の作品らしいです。白い鳥と黒い鳥が交互に配され、左は昼、右は夜というようにいつの間にか昼夜に分かれています。鳥も下のほうは鳥なのか畑なのかわからなくなっているし、まさに騙し絵という感じです。デザインと色を巧みに使った傑作です。

M.C.エッシャー 「上昇と下降」  ★イメージ検索
これは非常に有名な作品。これを観るとジョジョの奇妙な冒険のポルナレフの台詞を思い出しますw

おれは階段を登っていたと思ったらいつのまにか降りていた。何を言ってるのか わからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった… 催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

と、仰天のトリックを是非味わってみてくださいw


M.C.エッシャー 「滝」  ★イメージ検索
これもめっちゃ有名ですね。夢の永久機関のように延々とループする滝と水路です。先ほどの「上昇と下降」もそうですが恐らく遠近感にトリックがあるのかと。目でじっとみてもタネを見破るのが難しくて、パズルのようで面白いです。

<第6章 多様なイリュージョニズム -現代美術におけるイメージの策謀>
このコーナーは名前のとおり、現代美術の中の騙し絵(立体もあります)です。流石に現代までくると何でもありなので、非常に手が込んでいたり、発想もしないような騙しをしてきます。ここのコーナーが一番、「何これ??」を連発してたかも。

マルクス・レーツ 「変容Ⅱ」
これは彫刻作品で角度によって見えてくるものが違います。兎にみえたり男にみえたり。そんな変容でした。ぐるっと回るとなるほどーって感じです。

高松次郎 「影A」
この手法はつい最近見たなと思ったら上野で開催中の「日本の美術館名品展」で高松次郎の「影」という似た作品を観たのを思い出しました。まるでそこに物体があって、照明によってキャンバスに影が落ちているように錯覚しますが、よくみると濃淡を上手いこと描き分けた絵です。リアルです。

本城直季 「small planet」シリーズ  ★こちらで観られます
ミニチュアを撮った写真?と思ったら、実物をミニチュア風に撮った写真でした。あおりの技術を逆用して、中央にピントを合わせることで実物がミニチュアのように見える写真を撮っているのだとか。私は写真を撮るのが好きな割りにその辺の技術はよくわかりませんが、真実を写すはずの写真なのに騙されるとは思ってもみませんでした。

パトリック・ヒューズ 「水の都」
すげえ!?何これ??って連呼してましたw 突起状になっている3つ絵に、水の都が描かれています。その側部にも絵が描かれているのですが… どの角度から観ても道がこっち向いてる! (本当に意味が分からなくてすみませんw) ずっと観てると酔ってくるのが難ですが、これは結構な不思議体験でした。割とタネは単純でも面白いです。

福田美蘭 「壁面5°の拡がり」  ★こちらで観られます
これどうやって展示したんだろう? と首をかしげる作品でした。
左が高くて右が壁に沈んでいる絵を表現しているのですが、壁からちょっと飛び出しているところもあって不思議でした。


ということで、散々騙されてきました(><) これだけ愉快な展覧会は中々無いかもしれません。さらにマグリットの傑作に会うこともできたので、大満足でした。ただ、メチャクチャ混んでいるのは避けようが無く、ミレイ展の時ですら空いていた時間帯を狙っても焼け石に水状態です。 混雑は諦めて鑑賞時間を長めに見積もっておいたほうがいいかもしれません。また展示替えしたら再度行きたいです。

  → 再度行ってきました。紹介しきれなかった作品を一挙に紹介しましたので引き続きお願いします。
    奇想の王国 だまし絵展 (2回目 感想前編)


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奇想の王国 だまし絵展 (感想前編) 【Bunkamuraザ・ミュージアム】

予告を見て楽しみにしていた「奇想の王国 だまし絵展」を渋谷の文化村で観てきました。物凄く混んでました(><)  ご紹介したい作品が多いので今回は久々に前編・後編の2本立てでご紹介します。
この展覧会は会期中に5回の展示替えがありますので、目当ての作品がある場合は作品リストを確認することをお勧めします。 作品リストはこちら

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【展覧名】
 奇想の王国 だまし絵展

【公式サイト】
 http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/09_damashie/index.html

【会場】Bunkamuraザ・ミュージアム
【最寄】渋谷駅/京王井の頭線神泉駅
【会期】2009年6月13日~8月16日
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。


【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間00分程度 + 入場券20分

【混み具合・混雑状況(土曜日17時頃です)】
 混雑_①_2_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_4_⑤_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_4_⑤_満足

【感想】
写真を観て頂くとわかるかと思いますが、メチャクチャ混んでました。入場券を買うのに20分くらいかかります。(前売りを除き、ここ以外でチケットを買える所を知りません。。。) 中も列を作って鑑賞するような混雑具合です。 いつも美術に興味がない方も「だまし絵」という面白そうなタイトルに惹かれて騙されに来ているようでした。  とはいえ、この美術展は実にハイレベルな「美術展」でした。よく観光地にある「トリックアート」とは一線を画す内容で、美術作品を「だまし絵」という観点で集めてきたという感じがしました。

各章ごとに気に入った作品をご紹介しつつ回顧。こう騙されたというのも感想に書いておりますので、いわゆる「ネタバレ」が含まれています。まだ展覧会に行っていない方で、純粋に騙されたい方は、ここから先は読まない方が楽しめるかもしれません。 リストと実際の並び順とはちょっと違っていますので、実際に観た順にご紹介。(1章が3章の後に来ます)


<第2章 トロンプルイユの伝統>
このコーナーはリアルな質感を持った作品が中心で、絵なのか現実なのかあやふやになってくる騙され方でした。絵展示会場の後ろの壁も質感を合わせているので余計騙されたのかも。

ペレ・ボレル・デル・カソ 「非難を逃れて」  ★こちらで観られます
この展覧会のポスターにも使われている作品です。眼がぎょろっとした少年が額縁に手をかけて、こちらの世界に抜け出そうとしている絵です。この絵を飛び出す系の作品は他にもいくつかあり、1つのジャンルとなっているようでした。絵と現実世界の境界線を曖昧にする発想が面白いです。

18世紀のイタリアの画家 「死を想え」-ヴァニタス(虚栄)
よくある普通のヴァニタス画じゃん…と思ったら、その絵の周りの板の木目と思っていたところも絵で驚きました。本気で騙された。。。 というか、絵と分かっていても観れば観るほど本当の木目にしか見えませんでした。 リアルすぎですw これも同じような作品がありました。

コルネリス・ノルベルトゥス・ヘイスブレヒツ 「食器棚」  ★こちらで観られます
多分、暗いところで観たら半開きの戸棚にしか見えないんじゃないかな。絵の緻密さも凄いですが、そのリアルさを利用してわざと本物と間違えそうなモチーフにしているのが面白いです。

サミュエル・ファン・ホーフストラーテン 「トロンプルイユ-静物(状差し)」  ★こちらで観られます
これも先述の作品たちと同じように背景に溶け込む系の作品で、この画家はフェルメールの師らしいです。赤い帯に本やら櫛やらがかけられている絵で、生活感があります。
そろそろこれ系には騙されないです(><)

<第3章 アメリカン・トロンプルイユ>
このコーナーは点数が少ないですが、アメリカでのトロンプルイユの盛り上がりを知ることができるコーナーとなっていました。基本的には前のコーナーと同じような感じかな。

デ・スコット・エヴァンズ 「インコへのオマージュ」  ★こちらで観られます
箱入りのインコの剥製?と思ったらやはり絵です。ケースのガラスが割れている感じがよく出ていて、そこによりリアルさを感じました。

ウィリアム・マイケル・ハーネット 「狩りのあと」  ★こちらで観られます
狩りに使う道具を描いたものです。以前、ウィーン静物画展などでも観て、狩りの道具や狩った動物(逆さ吊りになっている動物)を描くのがヨーロッパで流行ったというのは知っていましたが、アメリカでもこういう作品があったのかと感心しました。ここら辺がこの展覧の面白いところで、単に面白い騙し絵を並べているだけではなく、その歴史的背景がわかるのが興味深いです。

<第1章 イメージ詐称(トリック)の古典>
前の章まではリアルさで騙すものが中心でしたが、このコーナーはトリックを使って騙す作品が中心となっています。

ドメニコ・ピオラ 「ルーベンスの"十字架昇架"の場面のあるアナモルフォーズ」
アナモルフォーズというのは一見すると何が描いてあるか分からない円形の絵ですが、真ん中に円柱の鏡を置くと、その鏡の中に絵が現れるという仕組みになっています。ぐるっと回って観ていましたが、物珍しいだけでなく何か意味がありそうな感じでした。この後の日本の騙し絵のコーナーにはこれとよく似た仕組みの絵もあるので、比べることができるのもこの展覧会の見所です。

ジュゼッペ・アルチンボルド 「ウェルトゥムヌス(ルドルフ2世)」  ★こちらで観られます
ポスターになっている絵です。今回の目玉と言って良いと思います。63種類の植物を組み合わせて肖像画となっている発想が面白いですが、実はこの絵は単に面白いだけでなく、深い意味があります。というのは、63種類の植物はよく観ると、植物たちは四季をまたがっていて、自然を超越した絵となっています。それは即ちルドルフ2世の権威を示しているそうで、その意を汲んだルドルフ2世は、褒美としてジュゼッペ・アルチンボルドに貴族の位を授けたのだとか。奇抜なようで教養溢れる作品とわかり、そう思うと一層威厳を感じましたw 近くに魚などの海産物で描いた肖像画もありましたが、そっちはちょっとグロかったかなw

パウルス・ロイ 「ルドルフ2世、マクシミリアン2世、フェルディナント1世の三重肖像画」
右・中央・左と見る角度を変えると見える人物が変わるという作品。タネは結構単純で、表面が縦にギザギザになっていて、右側・左側にそれぞれ別の絵を描くことで、角度によって見え方が変わります。単純だけどその発想に驚きです。

エアハルト・シェーン 「判じ絵 - フェルディナント1世」  ★こちらで観られます
正面からみると、何だかよく分からない絵ですが、右側に回って観ると、人の顔が現れます。すごくゆがんだ描き方をしているのでどういう描き方したんだろ??と疑問に思いました。 これの裏側も同じような仕組みのしゃがみこむ男の絵なのですが、そっちは分かりづらかったかな。

<第4章 日本のだまし絵>
ここまでは西洋の作品でしたが、日本も負けずに騙し絵を描いていたことがわかるコーナーです。「描表装」といわれる作品が多くありました。これは掛け軸の絵以外の部分も手描きするというもので、絵がはみ出している感じの作品がいくつかありました。

河鍋暁斎 「幽霊図」  ★こちらで観られます
「描表装」の1枚で、丁度最初のほうでみた「非難を逃れて」のように、幽霊が絵から抜け出てきています。とくに足のほうはおぼろげになっていて、暗いところで見たら本当に幽霊が出てきたように見えるかも。

鈴木守一 「秋草図」  ★こちらで観られます
これも「描表装」で、生命力を持った草花が掛け軸から抜け出して辺りを覆い尽くすかのようです。上のほうには一足先に絵から抜け出した虫が飛んでいるのも面白いです。爽やかで優美さがありました。

酒井抱一(伝) 「蓬莱山・春秋草花図」
酒井抱一の作品として伝わっているもので、これは騙し絵というか、普通に美術作品として素晴らしかったですw 「描表装」ということで騙し絵らしいです。

歌川国芳 「としよりのよふな若い人だ」  似たような絵 (みかけはこはゐがとんだいゝ人だ)
連れはスイミーみたいと言ってましたが、そんな可愛いもんじゃありませんw 沢山の人が合体して大きな人ができたキモ可愛い絵ですw  そういえば漫画のGANTZの大阪編でもこんな敵が出てきました。 この前、「子猫あつまって大猫となる」という絵を観ましたが、この手の絵は1つのジャンルとなっていたようです。
年寄りのようなといっているのは小人たちの足やら体が皺のようにみえるからです。 それにしても不気味ですw
 ※参考:広重と北斎の東海道五十三次と浮世絵名品展 (うらわ美術館)

歌川国芳 「其面影程能写絵 弁けい たいこもち」
弁慶が見栄を切っている絵です。と、隣にはその絵が影になった絵が飾られているのですが、その姿は太鼓もちがお捻りを貰っている姿をしています。うーん、見事なダブルイメージです。ここには影絵遊びの指南書なんかも並んでいましたが、これが一番面白かったです。



感想が長くなりすぎると読みづらいので、一旦今日はここまで。次回は残りの2つの章をご紹介。
<第5章 20世紀の巨匠たち- マグリット・ダリ・エッシャー>
<第6章 多様なイリュージョニズム -現代美術におけるイメージの策謀>


私が大好きなマグリットのコーナーがありました! お楽しみに・・・



 ⇒ 後編を書きました。引き続きこちらをお読みください(><)




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映画 「トランスフォーマー/リベンジ」を観た (ネタバレなし)

ターミネーターに続き、2週連続でメカもののアクション映画となりますが、公開が始まってすぐに映画「トランスフォーマー」を観てきました。

【作品名】
 トランスフォーマー/リベンジ

【公式サイト】
 http://www.tf-revenge.jp/

【時間】
 2時間30分程度

【ストーリー】
 退屈_1_2_③_4_5_面白

【映像・役者】
 不足_1_2_③_4_5_充実

【総合満足度】
 駄作_1_2_③_4_5_名作

【感想】
前作もそうだったんだけど今回も、敵と見方がゴチャゴチャしてて見分けがつかないっすw 移動や変身も早すぎてよくわからないし、いまいちアクションもテンションが上がらなかったかな。人間が使う通常兵器の映像はちょっとリアルかも。
ストーリーも前作を観ていないと理解できない設定とかあるうえ、強引な超展開があったりする割には、意外性は無いって感じかな。2時間半と長かった割には印象に残っているものが少ないw …と良い所無しみたいな感想ですが、つまらないってほど悪くもなかったです。映像が派手に見える割に印象が薄いってのがより正確なところでしょうか。

おまけ:
ヤフーのTOPで「トランスフォーマー!」と検索してみてください。面白いですよ。(!も含めて検索してください。)


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横浜中華街

今回を含めて5回にわたって書いてきた横浜シリーズも最終回。美術館の周辺か?というと、ちょっと離れていますが、横浜美術館で美術鑑賞した後に中華街に行くコースも中々良いかと思うので、一応記事にしようかと。10年ぶりくらいにきたかも。

やってきました中華街! 右も左もわかりませんw ネットで調べた店はマニアックすぎる店構えだったので、店構えと客の入りと勘が頼りです。
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勘でこのお店にしました。
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お店の内装 これだけ観ると空いてるみたいに見えますが、混んでました。
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お店の内装その2 混んでて人の出入りが多い割に良い雰囲気でした
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頼んだメニュー。9品もあってこのお値段。定番が中心でコストパフォーマンスの高さが素晴らしい。
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3種の前菜とスープ。 前菜で店選びが正解だったと喜べました。スープは普通かなw
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エビチリ ぷりっぷりで美味しかったです(><)
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思い出しながら日記書いてたら腹へってきたw これも期待通りの美味しさ
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よく考えると唐揚って名前の通り中華なんですね。もはや日本食みたいだなと思ったけど美味しかったからOK
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小龍包とシュウマイ。 このお店で一番美味い!!と思ったのがこの2点でした。
小龍包の中の汁がこぼれない様に食べると、口の中に旨みが広がって幸せな気分になれます(><)
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チャーハン。これは結構定番な味かも
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〆は杏仁豆腐。なんかちょっと爽やかな風味だったです。
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ということで、勘で入った割りに、安くて美味しくて満足でした。もっと変わったものが食べたい!という人にも、相応のお値段のコースがあるみたいでした。

ということで、まとめ

【店名】 福臨閣
【ジャンル】 中華
【公式サイト】 http://www.hotpepper.jp/A_20100/strJ000718171.html
 ※営業時間・休日・地図などは公式サイトでご確認下さい。

【最寄駅】
JR根岸線石川町駅 北口 徒歩7分 
みなとみらい線元町・中華街駅 1番出口 徒歩8分 

【近くの美術館】
あえていえば横浜美術館かな。。。

【この日にかかった1人の費用】(※お酒は飲んでいません)
 3000円程度

【味】
 不味_1_2_3_④_5_美味

【接客・雰囲気】
 不快_1_2_3_④_5_快適

【混み具合・混雑状況(土曜日20時頃です)】
 混雑_1_②_3_4_5_快適

【総合満足度】
 地雷_1_2_3_④_5_名店


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食後も中華街探索は続きます。怪しいお土産屋さんなども覗いてましたが、あちこちに同じ看板の肉まんやがあるのが気になりました(それと甘栗屋の数が尋常じゃないw)

さっきの店とは全く別の店です。やたらとそこらにお店があるので、1つ試しに食べてみました。1個90円
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結構ちっこいので女性でもらくらく食べれます。
値段よりは美味しかったかなw 何が世界一なんだろうという疑問は解けずw
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そして帰り。関内や石川町まで戻るの面倒くせえなーなんて言ってたら、いつの間にか元町・中華街駅なんてのができて渋谷まで直通でいけるようになってたんですね。始発なので座って帰れるし非常に楽でした。
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おまけ
元町・中華街駅付近にトリックアート美術館なるものができたそうで、ポスターがありました。
私の趣味の範疇ではなさそうですが、美術館って名前がついているのでご紹介。
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ということで、横浜美術館を中心に、横浜を満喫してきました。美術好きの方には、
ランドマーク→横浜美術館→遊園地→遊覧船→山下公園→中華街
このコースはお勧めかもしれないです。


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評価




横浜美術館周辺の写真

横浜美術館で開催中の「フランス絵画の19世紀展」常設を観た後、ついでに横浜観光をしてきました。

閉館くらいまで美術館にいたので、日が暮れる時間に周辺で遊んできました。日本丸→観覧車→遊覧船→山下公園→中華街という順でめぐりました。横浜美術館の後、横浜のそごう美術館で藤田展を観ようかとも思いましたが、基本的に今年の初めまで上野の森でやってたのと同内容らしいので、港をめぐることにしました。


まずは横浜美術館に来る人は必ずといっていいほどよく観るだろう日本丸。
横浜みなと博物館の前にあります。もう内部公開が終わっている頃に来ました
横浜みなと博物館の公式ページ
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日本丸周辺にはなぜかクラゲがたくさんいました
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横浜みなと博物館付近にある彫刻。バックにあるのは横浜ランドマークタワーです。
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横浜みなと博物館の海側はこんな感じです。異国情緒があります。
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↑の写真にある観覧車にも乗ってきました。小さな遊園地の中にあります。

観覧車からみる横浜ベイブリッジ
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観覧車の頂上あたりの眺め。夕陽が見えました
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観覧車の後、近くに遊覧船の乗り場があったので、ちょうど中華街に行きたかったので遊覧船で移動することにしました。


中華な感じの遊覧船。ここ以外に日本丸のあたりにも停留所があります。
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遊覧船の内装
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遊覧船からの眺め
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遊覧船からの眺めその2 雲が綺麗だった。。。
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遊覧途中ですれ違った船
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遊覧船に乗っている間に日が暮れてきました。
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遊覧船は山下公園付近の船着場につきました。山下公園の風景。氷川丸がみえます
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とっぷり日が暮れて夜景になりました。横浜マリンタワーです。
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こんな感じで、横浜を満喫してきました。いまいちどこでやってるかわかりませんでしたが、開国博150Yってのもやっているようでした。
公式ページ http://event.yokohama150.org/

横浜美術館にきたら横浜のベイエリアも楽しめていい感じです。夕飯は中華街にも行きました。それはまた別の記事にする予定です。


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評価




フランス絵画の19世紀 美をめぐる100年のドラマ 【横浜美術館】

ランドマークでお昼を食べた後、横浜美術館で「フランス絵画の19世紀 美をめぐる100年のドラマ」展を観てきました。 結構混んでました。

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【展覧名】
フランス絵画の19世紀 美をめぐる100年のドラマ

【公式サイト】
http://france19.com/top.html

【会場】横浜美術館
【最寄】JR桜木町駅/みなとみらい線みなとみらい駅
【会期】2009年6月12日(金)~8月31日(月)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
 ※写真はコンパクトデジカメで撮影しました。


【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 2時間00分程度 + 常設1時間30程度

【混み具合・混雑状況(土曜日14時半頃です)】
 混雑_1_②_3_4_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_3_4_⑤_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
日本では19世紀後半から20世紀の印象派とエコールドパリあたりが人気で、アカデミスムというとあまり馴染みがないですが、19世紀当時はアカデミスムが王道でした。この展覧会ではそのアカデミスムにスポットを当てて、詳しく紹介してくれます。公式サイトも今まで観たことがないくらい気合が入っているので必見です。
しかし、作品リストを貰えなかった(どこかにあったようですが展覧会のところにはありません)ので、どの作品がどのコーナーにあったのか流石に覚えていませんw 解説機のリストもお願いしても貰えず、何だかケチくさいです。。。そのためメモも取れなかったので、公式サイトを参考にしながら思い出せる範囲でご紹介しようかと。
サイトの細部までこだわってるのに、こういう普通の対応ができないのは非常に残念です。ここではそれ以外にも、はぁ?と思う謎対応があったので、この美術館のサービスはその程度なのかもしれません。それさえなければ、これだけの内容なので非常に満足だったのになあ。


気を取り直してまずは章立てを紹介。 (それぞれ公式サイトにリンクしています)

<第1章 アカデミスムの基盤~新古典主義の確立>
<第2章 ロマン主義の台頭とアカデミスム第一世代>
<第3章 アカデミスム第二世代とレアリスムの広がり>
<第4章 アカデミスム第三世代と印象派以後の展開>

こんな感じでその時代の変遷を追っていくことができます。各章についてリンク先のページで相当詳しく書いてあるので、趣旨はそちらを読んで頂ければと。(メモがないので投げやりですみませんw)


この展示の構成を無視してしまいますが、どこの章とか調べられないので↓のサイトの出展美術館ごとにご紹介。幸い、大概の作品が出品した美術館別に観られます。
http://france19.com/features/index04.html

中にはこちらで詳細に説明している作品もあります。
http://france19.com/lecture/index03.html

アラス美術館
ラファエル・コラン 「フロレアル(花月)」
この絵は先日、東京博物館の黒田清輝展でほぼ同じ習作を見たので、あれ?っと思いました。アカデミスムだけど印象派の影響がみられます。清らかな感じがしますが、どこか官能的に思えました。

アンジェ美術館
アンリ・レーマン、本名カール=エルネスト=ロドルフ・ヘンリッヒ 「預言者エレミヤ」
この絵はかなり気に入りました。威嚇する天使の険しい表情と指差す仕草が美しくもあり恐ろしさを感じました。何といっても、預言するまさにその瞬間を描いたドラマチックさを感じます。画風も全体的に理想化された感じでいかにもアカデミーって思いました。

オルセー美術館
ジャン=オーギュスト=ドミニック・アングル & アレクサンドル・デゴッフ 「パフォスのヴィーナス」
この展覧会のポスターになっている作品です。滑らかさを感じる仕上げがアカデミスムの基礎となったこの頃の特徴らしいですが、それがこの作品にも観られると思います。それにしても、右側の子や左手が透けているのはまだ未完成なのかな? 特に解説がなかったですが謎です。

ジュール・バスティアン=ルパージュ 「干し草」
これは印象派以降のコーナーにあったかな。後ろで寝っ転がっているのが面白かったw ありのまま描いている感じがありありと出ていて、理想化されたアカデミスムのそれまでの流れとだいぶ違う気がしました。

カルカソンヌ美術館
ジャン=ウジェーヌ・ビュラン 「無垢な結婚」
この作品は特に気に入ったので、絵葉書を買いました。これはレアリスムの時期だったかな。主題は田舎の風景で、それまでのような神話や宗教などとは違いますが、アカデミスムならではの緻密で上品な筆遣いを感じました。

サン=テティエンヌ近代美術館
イポリット・フランドラン 「トロイアへ向かうギリシャ軍の動きを見張る、プリアモスの息子ポリテス」
これはロマン主義だったかな。横向きで膝を抱えるポーズと明暗のある力強い描写が良かったです。神話、裸、緻密な描写、とってもアカデミスムです。

シェルブール=オクトヴィル、トマ=アンリ美術館
ジャン=フランソワ・ミレー 「施し」
この絵も特に素晴らしかったので絵葉書を買いました。左のドアから光が差込むのを感じます。それまでのアカデミスムでは人物を描くなら王侯貴族だったのに、この作品では施しを受ける老人を描いています。この辺りが革新的だったところかなと。

ジャック=ルイ・ダヴィッド 「男性裸体習作」、または「パトロクロス」
ロダンの彫刻のような生命感あふれる描写で、これほどの作品なのに習作なのかと思うばかりでした。まるで本当に生きているかのような漲る躍動を感じました。

ダヘッシュ美術館
アレクサンドル・カバネル&アドルフ・ジュルダン 「ヴィーナスの誕生」
この絵(もしくはこれの複製?)を何度か観た覚えが確かにあるのですが、ヴィーナス展だったようなユニマット美術館だったような、いつどこでという記憶が曖昧ですw この絵は確かに素晴らしく、真珠色の肌や官能的かつ優美なポーズが美しいです。この作品はナポレオン3世に買い上げられたのだとか。

トゥールーズ、オーギュスタン美術館
トマ・クチュール 「黄金への欲望」
真ん中からやや右に座っている守銭奴の鷹のような眼が印象的でした。手は黄金をがっしり掴んでタイトルに相応しい雰囲気でした。

ニーム美術館
グサヴィエ・シガロン 「ロキュスト(ブリタニキュスに使う毒薬をロキュストがナルシスに渡し、若い奴隷にそれを試す)」
題名からして分かりますが、結構むごい状況を描いています。毒薬が効いて苦しんでいるのを観ている2人の目が冷酷に思えました。これもドラマチックな瞬間でした。

バイユー、ジェラール男爵美術館
フランソワ・ジェラール 「ヒュラスとニンフ」
ニンフが男性に抱きついている!…のではなく、川に引きづりこもうとしています(><) 男性は枝に掴まってこらえていますが結局引きづりこまれて帰らぬ人になるのだとか。そう思うと恐ろしい感じですが、ぱっと観た感じは女性の愛の抱擁かと思いました。

パリ、国立美術学校
ミシェル=マルタン・ドロリング 「アキレウスの怒り」
私は素人なので、バロック絵画とこの辺の違いがよくわかりません。劇的な明暗と鮮やかな色彩で理想的かつ動きを感じる作品でした。左の人の赤い衣が特に心に残っています。

フィラデルフィア美術館
エドゥアール・マネ 「カルメンに扮したエミリー・アンブルの肖像」
多分、上野でやったフィラデルフィア美術館展でみたのと同じ絵だと思います。この展覧のポスターになっている作品です。ずっとアカデミスムの絵を観た後に観ると、一際革新的な感じがします。それまでのアカデミスム作品よりも表現の個性が強くなって、自分で感じたままに描く時代が始まりつつあるのがわかります。

ボルドー美術館
レオン・コニエ 「死せる娘を描くティントレット」
題名の通り、死んだ娘を描いている絵で、ちょっと異様な雰囲気がありました。薄暗い明かりの表現が見事でした。

マドリード、プラド美術館
ポール・ボードリー 「真珠と波」
これは先述の「ヴィーナスの誕生」と同じ時にサロンに出品され、こちらはナポレオン3世の妻が買い上げたそうです。背を向けて振り返ったヴィーナスの顔はえらく親しげな微笑みを浮かべ、神話的な題材のはずですが普通に恋人を描いたんじゃないか?って思いました。これだけリアルだと写真みたいです。

ヤマザキマザック株式会社
ウジェーヌ・ドラクロワ 「シビュレと黄金の小枝」
アカデミスム成立の1つのきっかけとなったドラクロワの作品。ドラクロワはロマン主義の筆頭で、彼らの活躍によって個人の感性を重視した作品が広がっていったそうです。(題材の幅も大きく広がったらしい)
私はそんなに好きってほどでもないですが、ドラクロワの作品はあまり観たことがないので貴重な体験でした。

ロマン派生活美術館
アリ・シェフェール 「聖アウグスティヌスと聖モニカ」
母に倣ってキリスト教になった聖人だったかと記憶してます(多分w) 見上げる先に何があるんだろう?と画面の外まで広がりを感じ、その顔には強い光があたっていて、神聖な様子を表現しているように思えました。表情も穏やかです。

国立西洋美術館
ギュスターヴ・クールベ 「眠れる裸婦」
やっぱこの辺は馴染みがありよく特徴を知っているので覚えがいいですw この辺になると理想化ではなくレアリスムを感じる作風の画家が出始めているのがコーナー全体から伝わってきていました。

村内美術館
ジャン=バティスト=カミーユ・コロー 「少年と山羊」
これは国立西洋美術館のコロー展でも観た作品でした。牧歌的で好きな絵です。こうしてアカデミスム作品を観てくると、その流れ上にありつつも次の時代への架け橋になっているのがよくわかりました。

島根県立美術館
ラファエル・コラン 「エリーズ嬢の肖像」
コランの描く女性は皆どこか上品さと清楚さが漂います。この少女も白い服装と相まって神聖な感じすらしました。

アルフレッド・シスレー 「舟遊び」
素晴らしいモネも作品も近くにあったのですが、やっぱ私の美術鑑賞はこの辺がルーツだ!と思いましたw この分かりやすくて輝くような明るさは素人の自分には率直に楽しめるところです。それでもここにたどり着くまでの先人達の試行錯誤の結果なんだなーとしみじみ思いました。

リュック=オリヴィエ・メルソン 「エジプト逃避途上の休息」
深い青の夜空、砂漠、スフィンクス…。寂しいようなホッとするような作品です。(なんだかシュルレアリスムにありそうな構図です) 単純な感じがしつつも深く心に残りました。



ということで、観たことがある作品も結構ありましたが、これだけ詳しく歴史を追って紹介してくれる展示は滅多にないと思います。今後の美術鑑賞にも非常に役立つ展覧になっていると思いますので、おすすめです。とりあえず、作品リストはどこかで自分から貰わないと貰い損ねるのでご注意w


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評価




自然式食堂 餉餉ke-ke 【桜木町界隈のお店】

もう先週になりますが、横浜美術館で開催中の「フランス絵画の19世紀展」を観に、横浜に行ってきました。いつもどおり美術館に行く前にランチを取ることにして、桜木町駅から横浜美術館に向かう途中にある、ランドマークタワー(ランドマークプラザ)5Fの「自然式食堂 餉餉ke-ke」でバイキングを楽しみました。

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【店名】
自然式食堂 餉餉ke-ke

【ジャンル】
バイキング

【公式サイト】
http://r.gnavi.co.jp/g221856/
http://www.yokohama-landmark.jp/shop/index.php?shop=210
 ※営業時間・休日・地図などは公式サイトでご確認下さい。

【最寄駅】
JR桜木町駅/みなとみらい線みなとみらい駅

【近くの美術館】
横浜美術館

【この日にかかった1人の費用】(※お酒は飲んでいません)
 2000円程度

【味】
 不味_1_2_3_④_5_美味

【接客・雰囲気】
 不快_1_2_3_④_5_快適

【混み具合・混雑状況(土曜日12時頃です)】
 混雑_1_2_③_4_5_快適

【総合満足度】
 地雷_1_2_3_④_5_名店

【感想】
どうもバイキングという言葉に弱くていかんw ここはお店の名前通り、有機栽培された食品が売りのお店のようで、器まで木を使っているほどのこだわりぶりでした。和・洋・中と一通りあり、カレーとかスープもありました。

1皿目はこんな感じにしてみました。
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肝心の味のほうですが、素材の美味しさを楽しめていい感じです。料理法は至って普通なので、めっちゃ美味い!ってほどではないけど美味しいです。この味・料金・バイキング・自然食と考えると、非常にコストパフォーマンスが高いです。

2皿目突入
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デザート
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デザートを含め、これ以外にも色んなメニューがあり、全部は試せませんでしたw 適度にお腹を満たせて満足でした。家族連れも多く、中々に人気の高いお店のようで、お店を出る頃には外で待っている人が何組かいました。横浜美術館にきたら、このお店を含めてランドマーク5Fにまたこようかなと。眺めがよさそうなお店もあったし、お店選択に悩むところですw

おまけ
ランドマークタワーを抜けて横浜美術館に向かうところにあるオブジェ。シュルレアリスムに定評のある横浜美術館にふさわしい感じがします。
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そして、この後は横浜美術館に向かいました。それはまた別の記事でご紹介します。


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評価




没後80年 岸田劉生 -肖像画をこえて 【損保ジャパン東郷青児美術館】

ちょっと観にいくのが遅くなりましたが、新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で、「没後80年 岸田劉生 -肖像画をこえて」を観てきました。一昨年くらいにうらわ美術館でも岸田劉生展がありましたが、今回のこの展示は肖像画にテーマを絞っていて(肖像画のみ!)、様々な「麗子像」や自画像を堪能できました。解説機が無かったのが残念でしたが、同じ題材でありながら様々な変化を見せる作品そのものが色々と物語っているような展示でした。80点程ですので割かし早めに観られますが、内容がいろんな意味で「濃い」ですw

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【展覧名】
没後80年 岸田劉生 -肖像画をこえて

【公式サイト】
http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/index.html

【会場】損保ジャパン東郷青児美術館
【最寄】新宿駅
【会期】2009年4月25日(土)~7月5日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
 ※写真はコンパクトデジカメで撮影しました。


【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 1時間20分程度

【混み具合・混雑状況(日曜日15時頃です)】
 混雑_1_2_3_④_5_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_③_4_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
岸田劉生は白馬会に入り、黒田清輝に師事したとのことですが、作風は全然似てないように思います。むしろ海外の画家の影響がそのまま色濃い感じで、初期の作品はゴッホやセザンヌ、フォーヴィスム作品の特徴がそのまま出ていました。展示の中盤あたりには北方ルネサンスのデューラーの影響が観られる作品が多く、私としてはこの作風が好きです。そして展示後半になると中国の宋元画や肉筆浮世絵の影響を受けた作品があり、ここがこの展覧会で一番「濃い」ところでしょうかw グロテスクさ・醜く卑しい姿の中に生命力、力強さ、神秘などの奥深さを見出し「デロリの美」や「ぬるり」と称してちょっとグロい絵を描いていきます。この辺が岸田劉生というと濃さとグロさをイメージする所以でしょうか。


作品をいくつか紹介。岸田劉生の作品には結構、年月日が書かれているので年代で追いやすいです。

「自画像」(1913年) ★公式サイトで観られます
16点も自画像があるので、どれのことだよwって感じですが、この自画像の数々に、試行錯誤の跡が伺えて面白いのです。ゴッホ風のものやセザンヌ風のもの、輪郭がぼやけた感じのものもあれば、写実的なものもあり画風の模索の様子がわかります。作品の日付を考慮しながら観るとまた興味深さも増しました。

「高須光治君之肖像」(1915年)   ★こちらで観られます
弟子の1人の作品です。岸田劉生の家の隣に住んでいたらしいです。この頃、「岸田の首狩」と恐れられるほどに岸田劉生は肖像画を描きまくるようになり、特に写実性が増し筆致が細かくなるにつれて、より時間を使ってかけるようにと身内を中心にモデルにしていったらしいです。
この作品はデューラーに影響を受けた時期で、私は観たことがありませんが、似た構図のデューラー作品(自画像)があるようです。

「古屋君の肖像(草持てる男の肖像)」 (1916年)  ★こちらで観られます  ★公式サイトでも観られます
古畑任三郎にでてくる今泉君の肖像です(嘘) この人は隣に住んでいた人らしいです。この作品もデューラーの影響を受けていて、野草を持っているポーズも、デューラーの作品に倣っているのだとか。

「近藤医学博士之像」 (1925年) ★こちらで観られます
この人は日本で初めて盲腸の手術に成功した人らしいです。これも写実的なかんじですが、威厳があるようで、どこか蛙のような愛嬌を感じます。この辺は既にデロリの美に目覚めていた時代っぽいです。

「画家の妻」 (1915年) ★こちらで観られます ★公式サイトでも観られます
横顔の像ですがポーズも雰囲気も洋風で、少し物憂げな表情は遠くを見つめるようです。ちょっと聖人や聖女の絵のような雰囲気すら漂っていました。

「岡崎義郎氏之肖像」(1928年)  ★googleのイメージ検索結果
こちらは吉本の東野幸治の肖像です(嘘)この絵は結構有名かも。「デロリの美」を集約したかの様な作品で、妙になまめかしい感じが出ています。タバコを持つポーズやスーツ姿などから伊達男っぽいですが、唇のどろっとした赤などがあり、軽いグロさも感じてしまいました。

「麗子肖像(麗子五歳之像)」 (1918年)  ★こちらで観られます  ★公式サイトでも観られます
絵画ファンの98%くらいは岸田劉生と言えば麗子像を真っ先に思い浮かべるはずですw
この作品は上記写真の看板になっている絵で、一番可愛い麗子像です。
つぶらな瞳をしていますが、全体的にちょっと暗めで顔が肉厚な感じがします。。これも手に野草をもっているのはデューラーに倣っているからだそうです。

「二人麗子図(童女飾髪図)」 (1922年) ★こちらで観られます
座っている麗子の顔が怖いw この辺は既に中国画の影響を受けているようで、ちょっと座敷童みたいな雰囲気をもっています。この赤が「デロリ」なんじゃないかな。夢に出そうw

「野童女」 (1922年)  ★googleのイメージ検索結果
この展覧会で一番インパクトあるのはこの絵じゃないかなw 自分の娘をよくここまで妖怪みたいに描けるなwと思いましたが、この絵は実は伝顔輝の「寒山図」を模しているのだとか。
参考:伝顔輝 「寒山図」
こちらは赤い着物を着ている分、強烈な個性を持っていました。これは岸田劉生しか出せない味です。

「麗子弾弦図」 (1923年) ★こちらで観られます ※写真郡の一番下にあります
麗子10歳の像です。凄く大人びた顔をしています。実は麗子は親に似て文化的な人で、自らも絵を描くようになったらしいです。長唄もこなすとは何とも多才です。

「麗子十六歳之像」 (1929年)  ★こちらで観られます
ここまで麗子像を追っていくと、こんな美人になったのかと感無量ですw 実際、写真があったのですが何でこの娘を妖怪みたいに描いちゃうかな?!って思うような端正なお嬢さんでした。岸田劉生いわく、娘の肖像は自分の絵と同じ道を歩んでいるのだとか。 その言葉通り、だいぶ変遷を辿れた気がしますw


ということで、80点くらいとは思えないほどのインパクトと濃さを感じる展覧会でした。できれば、うらわ美術館で観たような岸田劉生の日本画もあったら面白かったかなと。(驚くほどに淡い感じで、今回の展示のイメージとは全く違います) それでも岸田劉生をここまで堪能できるのは中々無い機会なので面白かったです。

参考:岸田劉生関連の書籍・グッズの検索結果



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青いカレー(オホーツク流氷カレー)を食べた

このブログの趣旨とは直接関係ありませんが、青いカレーを食べるという貴重な体験をしたので、記事にしようかと。

私のブログでもバリューコマース経由で少しアフィリエイト(ネット広告)をやっているのですが、その広告主のYahoo!ショッピングさんのご厚意により、商品の試食会にお邪魔してきました。そこで紹介されていた青いカレーを食べてきたというのが今回の経緯です。余談ですが、バリューコマースさんは「バリューコマースEXPO」というサイト運営者向けの結構大きなイベントでも、広告主の食品の試食会や見本展示なんかをやったりしているので、私も顔を出しております。(今年もバリューコマースEXPOをやるらしいです) そんな感じで今回も出てみたのですが、うっかりカメラを忘れるという痛恨のミス。。。仕方ないので携帯で撮ってみました。

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早速、青いカレーを頂きました。正式な名前は「オホーツク流氷カリー」という名前で北海道のインド料理専門店「クリシュナ」の料理らしいです。インドで5つ星をとったインド人の方が作っているのだとか。
詳細ページはこちら

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見た目は昔あった青いペプシを連想しますw この色は天然の素材だけでだしているとのことでした。しかし、何故あえて青なのか?? 実は、これはオホーツクの海を表現しているのだとか!?? 青が海で、チキンが白い流氷らしいです。 ・・・ついに、カレーもモチーフを持つ時代になったかw ↑の写真は携帯でとったショボい写真なのですが、実際に観るとちょっとフェルメールブルーみたいに鮮やかで、確かにそう言われればそうかもと思えました。(★こちらで大きな写真がみられます)
で、肝心な味ですが、意外なほどノーマルなインドカレーでした。普通に美味しくいただけます。そしてチキンが大きくて柔らかかったです。



ってか、周りを見ると何やら真っ赤なカレーもありました。青いカレーは赤・白のカレーと合わせて3色のカレーの1つだったようです。それにしてもこの赤カレー、真っ赤でフォーヴィスムのような原色をしてますw これはオホーツクの夕陽を表現しているのだとか。
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明らかにこれは辛そうだ!!!と思ったら中辛くらいの辛さで、そこまで辛くありません。周りの人の中で一番人気だったのはこの赤いカレーかも。


続いて白いカレー。遠目で観たとき、自分はシチューかと思いましたが、カレーですw 「白い大地のカリー」といって雪原をイメージしているようです。
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こちらは見た目どおり、マイルドな感じの味でした。しっかりカレーの味もしますが、まったりとしていました。


こんな感じで、色の衝撃度は中々のものでした。 きわものかと思ったら、味もしっかりしているので、途中からナンに盛りまくって食べるのに専念していましたw 味も美味しいですが話のネタとしても美味しいので、友達にメールしたりブログに書いたりしてます。この色合いを使えばパーティー等の盛り付けで何か面白いことができるような気もしました。

 青いカレーのページはこちら




カレーの他にも名古屋大福茶漬けというのも頂きました。
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大福の中が出ちゃった後の写真ですみません。こちらで食べる前の綺麗な写真が観られます。
この大福のなかにはもち米とつくねが入っていて、特につくねが絶品でした(><) お餅の部分も美味しいし、これは人気が出そうと思いました。

 名古屋大福茶漬けのページはこちら


ということで、遊び心溢れる面白い食品を試食することができました。カレーも大福茶漬けもお取り寄せできますので、興味がある方は取り寄せてみてください。



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評価




ラウル・デュフィ展 ~くり返す日々の悦び~ 【三鷹市美術ギャラリー】

井の頭恩賜公園に行った後、三鷹まで歩いて三鷹市美術ギャラリーで「ラウル・デュフィ展 ~くり返す日々の悦び~」展を観てきました。そんなに大きな規模の展示ではないですが、これだけ一気にデュフィの作品を観る機会って中々無いように思います。

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【展覧名】
 ラウル・デュフィ展 ~くり返す日々の悦び~

【公式サイト】
 http://mitaka.jpn.org/ticket/090418g/
 作品リスト: http://mitaka.jpn.org/ticket/090418g/dufy_works.pdf

【会場】三鷹市美術ギャラリー
【最寄】JR三鷹駅
【会期】2009年 4月18日(土)~6月28日(日)
 ※営業時間・休館日・地図・巡回などは公式サイトでご確認下さい。
 ※写真はコンパクトデジカメで撮影しました。


【鑑賞所要時間(私のペースです)】
 1時間20分程度

【混み具合・混雑状況(日曜日17時頃です)】
 混雑_1_2_3_4_⑤_快適

【作品充実度】
 不足_1_2_3_④_5_充実

【理解しやすさ】
 難解_1_2_③_4_5_明解

【総合満足度】
 不満_1_2_3_④_5_満足

【感想】
点数は75点程度とあまり多くなく、結構空いているのでじっくり観ることができました。デュフィというと、フォーヴィスム(野獣派)の一人として、濃いめの色彩で音楽を主題にした作品が真っ先に思い浮かびますが、彼の作品の変遷はよく知りませんでした。この展覧会では初期の作品も観られるので、その辺りの知識をつけることもできて興味深い内容でした。しかも今までほとんど油彩しか見たことがなかったですが、この展示では油彩と水彩が半々くらいで、むしろ油彩にも水彩の要素を求めていたように思えました。


気に入った作品をいくつか紹介 ※いくつか公式ページで観られます。


「セーヌ河岸とノートル=ダム寺院」 (1902年)木炭、グワッシュ/紙
これがデュフィ??って驚くほど、印象派の作品のようでした。しかしどことなくデュフィらしさも感じて新鮮でした。

「自画像」 (1904年) 油彩/キャンヴァス
これはどこかセザンヌの作品のような雰囲気がありました。この時代の印象派の肖像画の1つとして紹介されたらデュフィの作品とは分からないかも・・・。まだ自分の作風を模索している感じがしました。

「白い帆」 (1906年) 油彩/キャンヴァス
これもどこかセザンヌのような雰囲気です。というかそのものかもw この辺にルーツがあったのかとよく分かる作品で非常に参考になります。この頃、マティスにも影響を受けたらしく、作品名を忘れましたが、ブリヂストン美術館にあるマティスの作品に似た作品もありました。

「鳥かごのある風景」 (1913年) 水彩/紙
三角形や四角形で簡略化された建物があり、キュビスム風の作品です。大胆な筆づかいにデュフィっぽさが強く感じられるようになってきました。

「花束」 (1922年) 水彩/紙
よく知っているデュフィの作風になってきましたw 薄い色の下地に濃い色の輪郭をつけている感じの絵で、この辺がデュフィっぽさを感じるところなのかなと思いました。

「コンポジション」 (1925-30年頃) グワッシュ/紙(織物の下絵)
これは装飾美術の時代の作品のようです。なにを描いているのかよくわかりませんが、デザイン的なセンスを感じる作品です。

「エプソム競馬場の芝生」 (1933年頃) 水彩/紙
この辺から段々とフォーヴのような濃い色彩と水彩らしい淡い色彩の両方を使いこなしているのがよく分かります。彼の作品独特の緑色が華やかな社交界を明るく描いていました。競馬に関する作品も多いのは知っていましたが、これだけあると競馬好きとしては嬉しいw

「ドーヴィルのレガッタ」 (1934年) 油彩/キャンヴァス
同じような絵が2枚並んでいました。雑誌によくある間違い探しの要領で見比べていましたが、片方は波やタッチが大まかになっているように思い、ほとんど同じようでも色々と技法を試してたのかなーと思いました。(詳細はわかりませんのでただの感想です)

「ボッティチェリによるヴィーナスの誕生」 (1940年) 油彩/板
題名の通り、ボッティチェの「ヴィーナスの誕生」をデュフィが模写?したもの。その題材に驚きを感じます。
(参考:ボッティチェリのヴィーナスの誕生のwiki
よく観ると構図以外はだいぶ違うのですが、元の作品を知っているせいか、デュフィらしさが際立っているように感じました。

「畑の祝祭」 (1943年) 水彩/紙
デュフィの水彩の特徴がよくわかる作品。だいぶ簡略化されていて、マティスの後期も連想しました。筆の運びが早そうな軽やかさを感じます。前述の薄い地に濃い輪郭もこの作品にも現れていました。

「バッハへのオマージュ」 (1946年) 油彩/キャンヴァス
構図だけならシュルレアリスムのようです。草原のようなところにJSバッハとかかれた台?とバイオリンなどの楽器がその前に置かれ、青い空には裸婦が頭の後ろに手を組んで飛んでいる幻想的な絵です。青と大地の黄色で上下に二分されていて色の対比が美しかったです。

「大オーケストラ」 (1946年) 油彩/キャンヴァス
デゥフィといえば音楽の絵です! この絵もオーケストラが描かれていますが、大がつくほど大きな楽団には見えませんw それよりは会場の様子を描いている作品に思います。赤や黄色の暖色系が中心になった絵で、指揮者の周りが特に赤く、そこから出たオーラが会場を温かく包んでいるように思えました。

「ニースのカジノ」 (1948年) 水彩/紙
ニースに関する作品も多く、これまた華やかな感じです。全体的に青・緑・白ですが、真ん中あたりでばっさりと色が3つに分かれているのが大胆に思いました。

「カーニヴァル(ニースの祝日)」  (1948年) 油彩/キャンヴァス
これもニースを題材にした作品です。全体的に青っぽいですが、鮮やかな黄色をした左上のほうに目が行きました。少しシャガールのような色彩感覚も感じる作品でした。

「五重奏」 (1946年) 油彩/キャンヴァス
これぞデュフィという感じでした。同じような構図の絵が2つ隣くらいに並んでいましたが、こちらのほうが色彩が好きです。結構単純化されているところもあるのですが、それがかえって伸びやかな自由さを感じ、音楽という題材に良く合っている作品でした。

「電気の精(10枚組)」 (1953年) カラーリトグラフ(ムルロー工房)
リトグラフですが、この展覧会で一番の目玉かと思います。10枚ずらっと並んでいて、各絵には過去の数学者や物理学者などが何十人も描かれていました。エジソンやニュートンやフランクリン、ポワンカレなんかもいたかな。古くはアリストテレスやアルキメデスなどもいて、古今の学者がいて面白かったです。

ということで、思った以上に面白くて、特に水彩を含めた色彩感覚に感銘を受ける展示会でした。静かにゆっくり観られたのも良かったです。

参考:デュフィ関連の書籍・グッズの検索結果



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入門にもってこいのデジタル一眼レフカメラ(レンズ付)です。
現在の最安順に10万円以下で絞ってみました。 自分もこの辺で迷いました(><) 一眼を比較検討の際はこちらのリンクからどうぞ。。。
複製名画
名画の複製です。意外とお手頃みたいです。
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