関東近辺の美術館めぐり ~美術・美景・美味を楽しむブログ~

2012年の振り返り

今年も残す所わずかとなりましたが、最後に毎年恒例の1年の振り返りをしてみたいと思います。今年はフェルメールの展示をはじめ非常に驚くべき作品を観ることができました。今年も日本美術、西洋美術 個展、西洋美術テーマ展示、それ以外 の4つの部門で振り返ろうと思います。今振り返ってみて良かったと思う順にしていますので、観た当時の評価と若干変わっている部分もありますが、ご容赦ください。まあ、毎年恒例のミーハーランキングですがw

参考記事:
 2011年の振り返り
 2010年の振り返り
 2009年の振り返り


<日本美術ベスト10>
  1位:来て、見て、感じて、驚いちゃって! おもしろびじゅつワンダーランド (サントリー美術館)
  2位:ボストン美術館 日本美術の至宝(東京国立博物館 平成館)
  3位:蕭白ショック!! 曾我蕭白と京の画家たち(千葉市美術館)
  4位:没後120年記念 月岡芳年(太田記念美術館)
  5位:没後70年 竹内栖鳳 (山種美術館)
  6位:江戸の判じ絵 ~再び これを判じてごろうじろ~ (たばこと塩の博物館)
  7位:馬込時代の川瀬巴水 (大田区立郷土博物館)
  8位:浮世絵猫百景-国芳一門ネコづくし- (太田記念美術館)
  9位:KORIN展 国宝「燕子花図」とメトロポリタン美術館所蔵「八橋図」 (根津美術館)
  10位:上村松園と鏑木清方展 (平塚市美術館)

まず日本美術ですが、今回はサントリー美術館の異色の展示を1位にしてみました。普段 美術展を多く回っていると紋切り型の展示が多いですが、この展示は素人にも分かりやすく日本美術の楽しさを体感でき、かと言ってエンターテインメントに偏っているわけでもなく、良い企画でした。それ以外は元々好きな画家の展示が多いですが、去年に引き続き歌川国芳の一門の展示を多くランクインさせました。やはり日本の美術は世界に誇るべきものだと思わせる品々が多い1年でした。


<西洋美術 個展ベスト10>
  1位:バーン=ジョーンズ展-装飾と象徴 (三菱一号館美術館)
  2位:ポール・デルヴォー 夢をめぐる旅(府中市美術館)
  3位:セザンヌ―パリとプロヴァンス (国立新美術館)
  4位:国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展 (Bunkamuraザ・ミュージアム)
  5位:シャルダン展-静寂の巨匠 (三菱一号館美術館)
  6位:生誕100年 ジャクソン・ポロック展 (東京国立近代美術館)
  7位:生誕100年松本竣介展 (世田谷美術館)
  8位:ユベール・ロベール-時間の庭 (国立西洋美術館)
  9位:マックス・エルンスト-フィギュア×スケープ 時代を超える像景 (横浜美術館)
  10位:ジェームズ・アンソール ―写実と幻想の系譜― (損保ジャパン東郷青児美術館)

今年は大型個展というのはそんなに多くは無かったのですが、ジャクソン・ポロックやセザンヌやなど注目の展示が続きました。そんな中で、個性派の展示も面白いものがあり、1位と2位はどちらにしようか最後まで迷いましたw デルヴォーは2013年も埼玉に巡回してくるので、バーン=ジョーンズを上にしましたが、本当にどちらも良かったです。


<西洋美術 テーマ展示ベスト10>
  1位:マウリッツハイス美術館展 (東京都美術館)
  2位:メトロポリタン美術館展 大地、海、空-4000年の美への旅  (東京都美術館)
  3位:リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝 (国立新美術館)
  4位:ルドンとその周辺-夢見る世紀末展 (三菱一号館美術館)
  5位:ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年 (国立西洋美術館)
  6位:大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年 (国立新美術館)
  7位:巨匠たちの英国水彩画展 (Bunkamuraザ・ミュージアム)
  8位:ドビュッシー 、音楽と美術ー印象派と象徴派のあいだで (ブリヂストン美術館)
  9位:レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想 (Bunkamuraザ・ミュージアム)
  10位:ストラスブール美術館展 世紀末からフランス現代美術へ (横須賀美術館)

西洋美術のテーマ展示も今年はそんなに多くなかったのですが、やはり今年一番の話題だったのはマウリッツハイス美術館展のフェルメール「真珠の耳飾りの少女」だったと思います。それ以外の品も見所が多く、これは一生記憶に残る展示となりそうです。また、東京都美術館はその後にメットの展示もあり、2013年にはエル・グレコの展示も予定されています。リニューアルしてからの充実度が半端じゃないw 2013年も楽しみです。


<総合満足 その他(現代アート/工芸など) ベスト10>
  1位:尊厳の芸術展 The Art of Gaman (東京藝術大学大学美術館)
  2位:館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技 エヴァの原点は、ウルトラマンと巨神兵。 (東京都現代美術館)
  3位:草間彌生 永遠の永遠の永遠 (埼玉県立近代美術館)
  4位:アラブ・エクスプレス展 アラブ美術の今を知る (森美術館)
  5位:ジョジョの奇妙な冒険25周年記念「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展」 (森アーツセンターギャラリー)
  6位:奈良美智 君や 僕に ちょっと似ている (横浜美術館)
  7位:チョコレート展 (国立科学博物館)
  8位:森と湖の国 フィンランド・デザイン (サントリー美術館)
  9位:日本の70年代 1968-1982 (埼玉県立近代美術館)
  10位:ウルトラマン・アート! 時代と創造-ウルトラマン&ウルトラセブン- (埼玉県立近代美術館)

さて、今年一番 候補数が多くて選ぶのに難儀したのがこの部門でした。しかしその中で忘れられない展示となったのは「尊厳の芸術展 The Art of Gaman」でした。日本人が失くしつつある崇高な精神を感じさせる品々に心底感動させられました。それ以外については今年はマンガや特撮に関する展示が多く開催され、ものづくりの楽しさなどを再認識させられました。こうしたジャンルは人気があるだけに今後も盛り上がるのではないかと思います。また、今年はエジプトに関する展示も盛り上がりを見せていましたが、他の展示が良すぎたのでランキング入りは叶いませんでした…。


ということで、今年も沢山の美術品を観ることが出来ました。何よりも2011年と違い平穏無事に終わったことが何よりです。来年も面白そうな展示がありそうですので、また足繁く通ってレポートしていきたいと思います。

皆様よいお年を…
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