関東近辺の美術館めぐり ~美術・美景・美味を楽しむブログ~

2013年の振り返り

今年も残す所わずかとなりましたので、恒例の年間振り返りをしようと思います。今年の後半は忙しくてブログ更新も滞り気味でしたが、年間を通じて面白い展覧会を見て回ることができました。今年は日本美術、西洋美術個展、西洋美術テーマ展示、それ以外の4つの部門で振り返ろうと思います。今振り返ってみて良かったと思う順にしていますので、観た当時の評価と若干変わっている部分もありますが、ご容赦ください。

参考記事:
 2012年の振り返り
 2011年の振り返り
 2010年の振り返り
 2009年の振り返り


<日本美術ベスト10>
1位:竹内栖鳳展 近代日本画の巨人 (東京国立近代美術館)
2位:興福寺創建1300年記念 国宝 興福寺仏頭展 (東京藝術大学大学美術館)
3位:飛騨の円空―千光寺とその周辺の足跡― (東京国立博物館 本館特別5室)
4位:ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡 (江戸東京博物館)
5位:横山大観展:良き師、良き友-師:岡倉天心、そして紫紅、未醒、芋銭、溪仙らとの出会い(横浜美術館)
6位:生誕250周年 谷文晁 (サントリー美術館)
7位:浮世絵 Floating World 珠玉の斎藤コレクション 第2期(三菱一号館美術館)
8位:河鍋暁斎の能・狂言画 (三井記念美術館)
9位:歌舞伎-江戸の芝居小屋- (サントリー美術館)
10位:生誕140年記念 川合玉堂 (山種美術館)

まず日本美術ですが、全体的には例年に比べると小粒なラインナップな気もしますが、TOP3は非常に満足した展示で、特に1~2位は甲乙つけ難く悩みました。(結局は元々好きな竹内栖鳳の展示を1位にしました) 中位以下も谷文晁や河鍋暁斎など個性派の展示は今後の参考にもなりそうで、いぶし銀のような展示だったと思います。 また、まだ観ていない下村観山の展示を観ていたら確実にランクインしていたと思いますので、来年早々に観に行きたいと考えています。


<西洋美術 個展ベスト10>
1位:カイユボット展ー都市の印象派 (ブリヂストン美術館)
2位:ラファエロ (国立西洋美術館)
3位:クリムト 黄金の騎士をめぐる物語 (宇都宮美術館)
4位:エル・グレコ展 El Greco's Visual Poetics (東京都美術館)
5位:ル・コルビュジエと20世紀美術 (国立西洋美術館)
6位:ターナー展 (東京都美術館)
7位:フランシス・ベーコン展 (東京国立近代美術館)
8位:レオナルド・ダ・ヴィンチ展-天才の肖像 (東京都美術館)
9位:ミケランジェロ展―天才の軌跡 感想前編(国立西洋美術館)
10位:オディロン・ルドン ―夢の起源― (損保ジャパン東郷青児美術館)

西洋画の個展は今年も充実していて、何と言ってもカイユボットの展示を観られたのは大きな収穫でした。また、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロといったルネサンスの巨匠やエル・グレコなど超ビッグネームの展示が相次ぎ驚きも連続でした。一方、クリムト(一部地域は2012年)やターナー、ルドンといった近代の画家、コルビュジェ、ベーコンなど魅力的な展示も満足度が高く、印象に残るものばかりでした。来年も気になる展示が目白押しなので、西洋画の個展は今後も期待大です。


<西洋美術 テーマ展示ベスト10>
1位:奇跡のクラーク・コレクション展-ルノワールとフランス絵画の傑作- (三菱一号館美術館)
2位:アメリカン・ポップ・アート展 (国立新美術館)
3位:印象派を超えて-点描の画家たち (国立新美術館)
4位:アンリ・ルソーから始まる 素朴派とアウトサイダーズの世界 (世田谷美術館)
5位:近代への眼差し 印象派と世紀末美術 (三菱一号館美術館)
6位:夏目漱石の美術世界展 (東京藝術大学大学美術館)
7位:プーシキン美術館展 フランス絵画300年 (横浜美術館)
8位:貴婦人と一角獣展 (国立新美術館)
9位:ルーヴル美術館展-地中海 四千年のものがたり- (東京都美術館)
10位:エミール・クラウスとベルギーの印象派 (東京ステーションギャラリー)

最後の最後で1位と2位を入れ替えましたが、華麗なクラーク・コレクション展と革新的なアメリカン・ポップアートは特に記憶に残りました。テーマ展は単純に良い品が並んでいれば満足というわけでもなく、4位のアウトサイダー展や6位の夏目漱石展などはテーマ自体が興味深く楽しめる展示でした。


<その他(現代アート/工芸など) ベスト10>
1位:カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源- (国立新美術館)
2位:デザインあ展 (21_21 DESIGN SIGHT)
3位:福田美蘭展 (東京都美術館)
4位:生誕100年!植田正治のつくりかた (東京ステーションギャラリー)
5位:二川幸夫・建築写真の原点 日本の民家一九五五年 (パナソニック 汐留ミュージアム)
6位:岩合光昭写真展 ネコライオン (東京都写真美術館)
7位:カラーハンティング展 色からはじめるデザイン (21_21 DESIGN SIGHT)
8位:国宝 大神社展 (東京国立博物館 平成館)
9位:書聖 王羲之 (東京国立博物館 平成館)
10位:森村泰昌-レンブラントの部屋 再び (原美術館)

こちらは単純に好みの順としか言いようがないですが、カリフォルニア・デザインの展示は特に記憶に残りました。明るく楽しい印象のデザインにも歴史や潮流があり、非常に参考になる展示でした。2位以下の展示も美術やデザインの楽しさ、生活の中にある美、伝統と歴史などが感じられ、アートをより身近なものとして楽しめるものだったと思います。



ということで、今年も多種多様な展示を楽しむことができました。最近ちょっとペースが落ち気味ですが、来年もなるべく多くの展示を観て 少しでも世間に還元することができればと思います。今後とも当ブログをよろしくお願い致します。

皆様よいお年を…

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■2011/9/29
「週刊文春 10月6日号」に掲載されました
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■2009/10/28
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